異世界へのきっかけ
主人公の勇姿を見て下さい!
私は高校で生徒会長を勤めている。
学校のリーダーとして責任を持って仕事をこなしている。
だが事件は起きた…
ついうっかり二次元夫の絵のクリアファイルを持ってきてしまったのだ…
それはクラス中に知れ渡り、それどころか学校中に知れ渡っていった。
私は走った 廊下を走った
廊下を走ることは禁止されているがそれどころではない。
走って走って屋上へ出た。
「ふぅ… 」
屋上の柵につかまり一休みした。
「やってしまった… 本当にやってしまった…」
泣きそうだった。 いや泣いた。
そして嘆いた。
「私のバカ!」
私は叫んでいる間に柵から飛び出していることに気が付かず落ちた。
「キャーーーーーーーーーー」
それは学校中に響いただろう。
そして意識が飛んだ。
目を覚ますとそこ全く知らないところだった。
「ここは どこだろう…」
確か私は学校の屋上からおちて…
「その後の記憶は無いな…」
「もしかしてこれはアニメとかでよくある異世界ってやつか!」
「いや そんなはずは無い異世界など存在しない!」
「成績が学年1位である私が何を言ってるんだ」
しかし、この風景は見たことがない。
ほうきで空を飛んでいる人もいる。
どうやら私は本当に異世界にきてしまったようだ。
農民は畑を耕し
家は木と藁で作られ
漁師は魚を獲り
子供達は走っている
しかし店なども全然ないし、住民達はとても疲れているようにも見える。
「アニメで見る異世界とはなんだか雰囲気が違うわね…」
「ここって本当に異世界?」
見てくださった方ありがとうございます!