表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生してもボッチの性格は、変わらない。  作者: 災いを引き起こすお玉
転生そして戦争
7/14

七話 古代兵器と聖獣

すいません今日一話しか出せません。

俺達は、音がする方に目を向けた。

するとそこには、3メートルはある、四つ足の歩行ロボットみたいなのがいた。

正確には、ライオンの顔、胴体、鷹の鉤爪、ワニの尻尾と言った所か。

いや、そんな悠長なこと言ってられない。

そう思ったとき、案の定そいつが襲ってきた。

「くそっ!隼人!援護を頼む。俺が詠唱している間、やつの気を引いてくれ。そして、俺が奴に大技をくれてやる!」

「うん分かった!じゃあね。」

そう言って隼人は奴に向かっていった。

おれは、氷魔法を唱え始めた。氷魔法は、水系統だが、水魔法より、威力がある。

何分経っただろうか。奴は、スタミナが一向に減る様子がない。まぁ、機械みたいだしな。

そう思っている最中、隼人が吹っ飛ばされた。

「大丈夫か!」

「うーん…ああ大丈夫だけど、そろそろ、スタミナが切れてきそうだね。」

「そうか…お!詠唱が終わったぞ!食らえ!「絶対零度!!(パーフェクトコールド)」」

俺が、そう言った瞬間、俺と隼人以外この大広間全域が凍った。勿論、奴も。

「いまだ!」

そう言って、 俺は奴の腹辺りに蹴りを入れた。大体俺の蹴りだ。異世界にきて、創造神に身体強化された体だ。

無事でいれる訳がない。案の定、奴は、ガラガラと音を立てて崩れ落ちた。

「ふぅ、何とか倒せたな。しかし、何だったんだ?こいつ。」

「さぁ、この世界のことを大抵知っている僕でさえ、知らないね。」

そうか…

「まぁ一応この部屋?を調べてみるよ。何か手がかりがあるかも知れない。」

そう言って隼人は、大広間の詮索に入った。俺は、さっきの怪物を調べる事にした。

「これ…多分ミスリル銀だよな…隼人に聞いた事あるぞ。確か魔力を流す事で、強度を増すとか。」

「おーい!大体分かったから、ちょっときて~。」

俺は隼人のほうに向かった。

「面白い事が分かったよ。こいつは、凄いよ。もしかしたら、この国滅びるかもしれないね。」

「おい待て……説明してくれ。どうして、この国は、滅びるんだ?」

「それはね。ここに書いてあるんだ。」

そう言って、隼人は壁を指さした。

壁には「ææúôãïġńŲŻDžΣΣΜΕΟΧΩ·Ϊςώίьхфффпщцщктъыяо」

と書いてあった。

「だからよめねぇよ…翻訳コ○ニャクでもくれ。そうすれば読める。」

「分かったよ。そうだよね、古代文字なんて読めないよね。それは、神様に感謝しなきゃ。」

「もしかして……」

「そうだよ。僕は神様に、どんな文字や言葉も、翻訳出来るようにして貰ったんだ。凄く便利だよ。

それでね。ここに書いてある内容は、」

「我等の計画が始まる。もう止められる奴はいない。試作品をこの神殿のここに秘める。もし、この試作品を見つけ、闘おうとすると、大気中の魔力を吸いとり、行動を開始するように、設定した。こやつに勝てたから、この文を読んでいるのだろうが、こやつに勝てて、喜ぶなよ。もう、戦争のスイッチは、押された。もう後戻りは、出来ない」

「こう書いてあるよ。そして、隣の壁に、戦争する訳と、この、ミスリルで出来た。兵器の、作り方や壊し方、大気中の魔力の取り込み方が書いてあるけど、そっちも読む?」

「いや、いい。そんな事より、戻ろう。ここに書いてあるのが、本当なら、こいつみたいな奴の大群が、押し寄せてくるんだろ?まぁそんなことどうでも良いけど…ね。それより寝よう。明日は、早起きして、朝一で、ギルドに報告だ。」

そう言い、俺達は、兵器を回収したあと、もと来た道を歩いて行った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ