六話 神殿と文明
前回出すはずの神殿を出さなくて、すいませんでした。
~三十分後~
「ねぇ、こっちに来てみて。面白い物を見つけたよ。」
そう呼ばれ、俺は隼人の所にむかった。そんなことより、野宿する場所を探したいんだがな。
「ねぇねぇ。これ何だと思う?」
そう言って、隼人は、沢山の煉瓦の山を指さした。
「何って聞かれても……うーん分からないな。とりあえず竃にはなりそうだけど……」
「僕もうちょっとこの辺りを探って見るよ。」
そう言って隼人は、森?の奥へと進んでいった。
そして、十分後。
「ね、ねぇ。秀君……僕達大変な物を見つけてしまったよ。……」
隼人は、いじめグループなどに絡まれた時に、俺の事を秀君と呼ぶのだ。
「今度は何だ?グリフォンにでも絡まれたか?」
「いや……これは、そんなもんじゃあない。」
若干イライラしながら、隼人の所に行ってみたら、そこには、神殿みたいな建物があった。
「おわー!凄いの見つけたな。しっかし何でまたこんな所に……」
その神殿の外観は、凄かった。まず所々、ツタで覆われていて、所々壁が崩れている。(さっきの煉瓦もこの神殿の壁だったのだろうか?)
「とにかく、入ってみようよ!ここなら、野宿出来そうだし。まぁモンスターが出なければ…だけどね。」
そういう感じで、俺達は、中に入って行った。
なかは、カビ臭かった。じめじめしていて、人が住んでるとは、思えない程。とにかく、一階の探索を始めた。すると、一番奥の部屋に祭壇があった。「何に使われていたんだろう?」
「属に言う危ない宗教とかだろうな。オ○ム心理教的な。」
「よくわからないけど、危険何だね。」
それ以外一階には何もなかった。二階に行こうとしたが、大半が崩れていたので、止めることにした。
それから、俺は夕飯の確保をして、隼人は、煉瓦で竃を作っていた。
俺は、モスを五頭狩って神殿に戻って行った。
そして、夕食のモスを食べ終えたあと、少し話をした。
気になる子の事とか、好きだったあの歌手の事などを駄弁っていた。
~一時間後~
「ふぁ~あ……僕は、眠くなってきたから、先に寝るよ。見張りを宜しく。」
「おう!まかせとけ!」
とは言ったものの、眠い。いやいかん!ここで眠っては、モンスターどもに襲われる。
そう思い、辺りをうろついていると、地面に不自然な扉があった。
(どう考えても怪しい…よし、開けてみるか…)
そう思ったので、開けた。その瞬間、『カチッ』と音がした。
祭壇の方だ。何だろう?と思い、祭壇に向かうと、小さな階段が祭壇の裏に出来ていた。
俺は、探求心に負け、階段を降りていった。
降りた先は、通路だった。ただ、壁に何か文字が書かれている。
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全く分からない。とにかく、奥に行ってみよう。そして、俺はまた、歩き出した。
~十分後~
未だに通路が繋がっている。チキショー!いつまで歩けばいいんだ。
そう思っていたら、急に開けた場所に出た。
その奥には、機械の様な、ガシャンガシャンという様な、音と共に、謎の物体が現れた。
今回少し、短めです。