決着と召喚
皆さん主人公はこれから何故かボッチになるので、
タイトル詐欺って言わないで下さい。
ゴォォォォォォォ!!
未だに俺が出した龍達は、団長の周りをぐるぐる回っている。
俺は飽きてきたので、その場に座っていた。
団長はと言うと、一生懸命回っている龍達を攻撃している。
しかし、俺の魔力で出来た龍達だ。そう簡単に倒せる訳も無く、
スタミナや気力が底をつきかけている。
「くっ!うぬ、しぶといな!ハァハァ…く…そ…だめ、だ。」
そう言って団長は倒れた。
それを確認した俺は団長が倒れたのを確認し、龍達を消した。
そしたら、団長が見えた。
……団長は寝ていた。
「は?何この人寝てるよ……勝敗はどうするの?王様。」
俺がそう聞いたら、王様は、高笑いしながら、こう言った。
「ハハハ!儂の負けじゃ。まさかココを倒してしまうとは……なんと凄まじい魔力量なんじゃ…」
王様はどうやら俺の実力が分かったみたいだった。
「さて、お前さん。その実力じゃったら、ニーテ公国を吸収できるじゃろう。うむ、特別にニーテ公国の遠征に連れていってやろう。しかし、条件がある。……召喚獣を出せ。そしたら、お前さんを本当に遠征に連れていってやろう。」
へぇ、召喚ね……
「一体どんな召喚獣を出せば良いんだ?」
「うむ、そうじゃのぅ……まぁ最低でも、ウルフは出せんとのぅ。」
「ウルフですね。わかりました。明日頃連れてきます。なんなら今、出しますか?」
「そうかそうか…って、何!?此処で出せると申すのか?」
「はい出せますよ。」
そう言って俺は城の床に紋章を書いた。
「よし、出来たぞ。後は魔力を流し込んで………っと。」
そうして俺は魔力を流し始めた。その瞬間、体が一瞬ズンッ!と重くなった。
そして紋章が光り出したら、ドンッ!と言う音と共に黒い影が現れた。
「お、おぉこれは……」
俺も一瞬驚いた。そこに板のは、真っ黒な翼に真っ黒な胴体、真っ黒な尻尾に、金色の爪と牙と角を持った龍がいた。
『うむ、やはり外の空気は良いな。ぬ?貴様が我を呼び出した主か。よく見たら、まだ子供ではないか。我もなめられたものだな。しかしこの子供、凄まじい魔力量だな。底が見えん。』
「なんなんと……『黒王龍』ではないか。まさかこんな……儂は夢でも見ているのかのぅ。」
『おいそこの子供お前じゃお前。我を呼び出したようだが、ただそれだけでは我を使い魔には出来ん。我と決闘をして、勝てたら使い魔になってやろうぞ。』
俺は、正直言って勝てる気がしない。しかし、こいつに勝たないと、ニーテ公国に行けないんだよな。しかし、何で俺はニーテ公国に行きたいんだ?無理しなくてもおれは適当な賃貸でも借りてギルドで依頼を受け、悠々と暮らしていれば良いのに何故……いや!違う!俺はそれ(悠々とした暮らし)より、もっと楽しい事を見つけたんだ。
じっとしている事より、計り知れない楽しみを。その為なら俺は何でもしようとしているんだ。
「よし決めた。お前と決闘する。俺が勝ったら使い魔になってくれるんだろ?やってやろうじゃないか。」
『ほぅ!我と相対して勝てると申すのか、グハハハハ!!愉快愉快!よし、では早速闘おうぞ。武器を持て!殺さない程度に手加減してやるぞ。さぁこい!!』
そう言って黒王龍は、翼を広げた。そう言えば何でこいつは、人族の言葉を喋れるんだ?
『我がなぜ貴様等の言葉を喋れるか…か。それは、長年で培ってきた経験。とでも言っておこう。それより掛かって来んのか?なら我から行くぞ!』
そう言って、龍は、口を開いた。
「まずい!おいシュウトとやら!離れろ!奴が«炎獄放射»を吐き出そうとしている!早くそこから離れろ!」
俺はそう言われたが離れなかった。いや、離れはくなかった。どれ程の威力なのか試して見たかったからだ。
そう言われて、間もなく龍の口からブレスが吐き出された。そして俺は炎につつまれた。




