第十三話 ソソタカ王国騎士団団長と龍
見直すと、この二人の国の名前を決めて無かったようですね。
今回凄く短いです。
さて、今俺達は何処にいるでしょ~か!
答えは簡単!そう、ギルドの裏の闘技場だ!
「お~いどうした?溜め息なんて付いて。……もしかして、戦う前に臆してしまったのか?ハハハ!情けない。男ともあろうものが。女のこの私を見て臆すなど。一体何がしたいんだか。」
俺の前でペチャクチャ喋っているのは、この王国の騎士団団長だ。
驚いただろう?俺も驚いた。なんせ団長が女だったなんて。一体この国の戦力はどうなっているのやら。
「おい!来ないなら私から行かせてもらうぞ!死んで詫びても攻撃を止めんからな!覚悟しておけ!」
おお怖い怖い。
俺がそう一瞬の隙を見せた瞬間、彼女は、予告通り一気に襲ってきた。
ギィィィィィン!!!凄まじい音と共に、剣に凄く衝撃が走った。(剣は闘技場に入る時に渡された。)
「くっ!」
早い!流石団長、一切無駄の無い動きで、最短の距離を走ってきた。
さっき俺と彼女の間の幅は、20メートル位あった筈なのに。俺は、剣を弾き返し、風魔法を唱えた。
『空歩行』
「なっ!空歩行だと!?凄い。初めて見る技だ。」
どうやら団長は剣を弾き返された事より、空を飛べる方が凄く驚いているらしい。
おれは、そんなことも気づかず、彼女のスターテスを覗いて見た。
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ココ=キシス[23歳]
人族
騎士団LV,55
HP1150/1150
MP310/310
GP0
属性 火系統 10 風系統 10
スキル 威圧
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おぉ、流石団長と言ったところか。一般人の5倍位あるぞ。
ニヤニヤしていると、下から声が聞こえた。
「おい!余所見するな!」
俺は、隼人に言われて気づいた。団長が風魔法で、此方に向かってきていることを。
俺は急いでその場を離れて、地上に降り立った。
そして、上を向いたら剣を俺に突き刺さんとばかりに降り下ろす、団長がいた。
「うお!」
俺は咄嗟に避けたから大丈夫だったが、もし直撃していた場合死んでいたに違いない。
全く少しは手加減してほしいものだな。
だが。このままやられている訳には行かない。王様にまで無理言って来たんだから、決めないと。
そう決意した俺は、魔力の解放を始めた。
(範囲は……この闘技場の中だけでいいな。…………よし!)
「くらえ!「龍乱舞!!」
そう言った瞬間、上空に雲が現れた。
「な、何……あんた何したの!?答えなさい!」
どうやら団長はかなり焦っているようだ。流石団長。俺の魔力の流れが見えたんだな。
「ねぇ団長さん。気をつけた方が良いよ。死にたくなかったらね。」
俺は注告したからな。どーなろうが知らない。
「え?死ぬ?何を………」
団長がそういいかけた時、闘技場の外に居た一人の騎士が気づいた。空から無数の龍が、降ってくるのに。
「大変だ!決闘を中止しろ!大量の龍が降ってきたぞ!」
気づいた頃にはもう遅い。無数の龍は、団長を回転しながら取り囲んだ。
「ど、どういうことだ!答えろ!」
団長は慌てながらきいてきたので、思わず吹き出してしまった。
「な、何が可笑しい!龍がいるのだぞ!?気でも狂ったか!」
「いいえ、狂っていませんよ。それにそれを出したのは、私ですしおすし。」俺は、自慢げに、胸をつき出した。




