罪と進行
……私は思う。あの二人の仲間になりたい、と
私的にこの幼じy……ゲフン!女の子がヒロインかな……?
俺達は、王宮に居る。そして、ニーテ公国の吸収の話をしている。
何故かって?俺がニーテ公国の勇者、召し使い、使い魔共を壊滅状態にしたからだ。
「おい、お主!話を聞いておるのか?今一番重要なところなんじゃが。」
「おっとすいません。少し考え事を。」
そして、今話をした相手こそそ、この国の王。ネミス国王だ。
話は遡ること3日前俺がニーテ公国の勇者共を滅多打ちにした日の事だ。
「お、お主!なんて事を!この方達の事を知っているのか?ニーテ公国の勇者だぞ!?」
ギルマスが慌てた様子で、そう言った。
「あぁ、知ってるよ!知っててやった。」
俺は、そう言ってやった。
「なっ!?……ハァお主はやったことの重大さが分かってない様だな。相手は、ニーテ公国だぞ?ただでさえ友好度が低いのに、今回の事で戦争にでもなってみろ。凄い被害が出るぞ。」
「ま、マジで?そんなに大事だったのか……まぁいっか。」
「ま、まあいい?じゃと……」
「うん。別に小国相手に大袈裟な。滅ぼして吸収しちまえばいいじゃねぇか。」
「!?そ、そんなこと出来る訳……」
「出来るんじゃね?だって相手は小国だろ。ここの国より小さいんだろ?それに今相手の切り札である勇者を俺がやっちまった訳だし。それと、相手の国は財政が厳しいんだろ?余裕だろ?」
「う、う~む……しかしな、王宮がそれを承諾してくれるかな……私はなるべく手荒な真似はしたくないんだが……」
そういってギルマスは項垂れた。
「て、言うかあんたって本当はニーテ公国と密会してんの?何だかニーテ公国の騎士団と仲が良いみたいだけど。」
「な、何を根拠にそんなこと……」
「じゃあ本当の事を言っているんだな?」
「ああ」
「神に誓っても?」
「あぁそうだと言っているだろう。」
「ほぅ…じゃあ裁きますか。本当の事を言っているか。」
「さ、裁く?どうやって。」
「俺のスキルさ。じゃあ行くぜ?『神の裁き(ゴットジャッチ)』」
スキル 神の裁き
相手の言っていること、及び行っている事が真意で有ることを判断する。もし真意で無い場合、神の権限により裁きを下す。
「神の裁き?そ、そんなことやったって結果は、変わらんぞ!?」
慌てているな。よし、もう一息。
「へぇ…そう言えば、前にこれやったとき、一人嘘を言っていた奴が居てな。そいつ、四肢が無くなったな。光が散っていく様に。」
これならどうだ。
「ヒッ!……はぁ私の負けだ。そうだ。私はニーテ公国と密告していた。……すまなかった。」
ふぅ、一件落着。
あ、そうだこいつらどうしよう?道の真ん中に居ると邪魔だしな。
「おい、こいつらどーすんの此処に居ると邪魔なんだけど。」
「う~む……あ、王都に連行したらどうだ?そこなら監禁しておいてくれるぞ。」
「あ良いね。そうしよう。と、なるとこいつらを早速こいつらが乗ってきた馬車に縄で縛って連行すっか。おい手伝ってくれ。」
そうして、出発した俺達とギルマスは、旅立ってから、2日で王都に着いた。そして、王宮に登り今に至る。
「しかしのぅ……幾ら仲の悪い相手でものぅ……吸収するのはのぅ……」
俺から見ても分かるが、ネミス国王は迷っていた。相手の国を容赦なく叩き潰すか、大人しく勇者を渡すか。
「正直言って自分はこの少年の言う事に賛成です。あの国には、まだまだ希少な鉱石が在りますし、戦力もない。攻め込むのは、今がチャンスかと。」
そう言ったのは、大臣のツーネだ。
「ほぅツーネが良いと言うなら。大丈夫じゃからのぅ。戦力に至っては申し分ない。しかし問題なのは、相手の国の財政じゃ。今のニーテ公国は、凄い財政が苦しい故がに多額の税金が国民に掛かっている。そこを攻め落とすとなると、ちょっとのぅ。」
俺は口を開いた。
「それに至っては大丈夫だと思います。先程ツーネ大臣が言った様に相手の国には、希少な鉱石が、腐る程埋まっています。これで財政は大丈夫です。あと、国民の混乱が予想されますが、それも大丈夫です。今の閣下は、他の国にも好印象を持たれていますし。相手の王宮に攻めこむのは、俺達二人で大丈夫ですし。」
「何?たった二人で攻め込むと言うのか?しかも九歳の子供が?」
そう大臣が言ったので、俺は提案した。
「なら、この国の騎士団と戦わせて下さい。そこで、私が勝ったら、遠征に行く許可を出して下さい。」
「う~む…まあ良いじゃろ。どうせ我が国の騎士団には、勝てまいし。おいツーネ。この子供達をギルド裏の闘技場まで、連れて行ってやってくれ。」
「はっ!良いのですか?こんな子供、一瞬にして勝負が着きますけど。」
「良いのじゃ。この国の騎士団の強さを見せつけてやってくれ。」
「仰せのままに。」
そうやって、俺達は、この国の最高戦力団と闘う事になった。




