十一話 奴等の転移とその後
投下遅れてすいません。なんせ自転車投稿なんで。今度から、溜めときます。
(チクショウ……なんで俺達がこんな奴一人に……)
そんなこと思いながら、彼、光喜は仰向けに倒れていた。
何故かと言うと、光喜達四人は、全員秀人にやられたからだ。
しかもたった五分で。
まず、由紀がやられた。神気の纏った秀人の拳は、容易に由紀の体を吹き飛ばした。
次にやられたのは、木津だった彼女も由紀同様腹に拳を入れられ吹き飛ばされた。そして彼女は失禁して気絶していた。
更に秀人はこんなことをした。
まず信次に超高速で近づくそれを仮が殴ろうとする。それを見計らい、秀人は吸収口を開いた。
この吸収口は町に向かう途中で隼人に教えてもらった技だ。その効果は、相手の魔力を吸いとり、自分の魔力にすると言う技だ。それと、連携できる技も教えてもらった。排出口だ。これは、吸収口で吸いとった魔力を形にして攻撃に変える技だ。その形は、ランダムで、相手の魔力の量にもよる、とも言われている。
そして、吸収口を信次の腕にセットし、吸収を開始した。
「うおっ!なんだこれ!どんどん魔力みたいなのが、吸いとられてる!おいシューロ!早くこれを取れ!」
そう信次が叫ぶと、
「ハッ。かしこまりました。しかし、虎子門を開けるとは…もしかして……」
そんなこと言いながら、シューロは、信次に駆け寄り、俺の吸収口(虎子門)を取り外そうとした。しかし、外れる訳もなく。
「うあぁ!助けてくれ!HPがどんどん削られていく!」と叫び出した。勿論叫んでも虎子門は外れる事なく、MPはまだしもHPまで吸いとり出した。
その間俺は只ボーっと見ていた訳じゃない。光喜と戦いながら、虎子門を展開していたのだ。
まぁ結構余裕だったけどね。
そして、信次はに付いている虎子門はHPを一だけ残し、全てを吸い尽くした。吸い尽くされた仮は、気を失っていた。
そして俺はタイミングを見計らい、排出口を光喜に向けた。そしたらシューロが、
「虹龍門!凄い少年ですね……」とか何とかぶつぶつ言っていた。
そして虹龍門から、出てきたのは、結構でかい氷の塊の数々だった。なんと自動追尾までしてくれた。ここは流石勇者と言ったところか。
まぁ氷塊の一つに当たって気絶していたんだけどね。
そんな事を思っていた秀人とは、裏腹に光喜は、悔しい感情でいっぱいだった。これでも、もうオーク等の魔物は、四人で掛かれば余裕だったから、自分達は、強い!と勝手に思い込んでいた。しかし、現実は甘くなかった。
前まで自分達が虐めていた人物にやられているのだ。
それもボコボコに。彼にとっては屈辱的だった。
こっちの世界に転移したとき、公国の王に言われたのだ。
「やぁはじめまして私の名は、シキ・ユーザだ。君達は、私の召喚魔術でこっちの世界に来てもらった。すまないとは、おもっているが、許してくれ。私の国の状況が良くないのでな。君達に協力して欲しくて、召喚したのだ。なーに大丈夫!君達は、僕の様な王の加護を受けているのだから。この世界に勝てる魔物や人間は居ないよ!」
と。それに、王の加護と言う太鼓判も押してもらったのに、負けたのだ。
そう太鼓判を押されたあと俺達は、こう思った。
((((この世界は、自分達の思い道理に行く!))))と。そして、返事をした。
「あ~俺達、いいよ。ぶっちゃけこういうファンタジー物の冒険してみたかったし。それに王様がそこまで言うなら断れないっしょ!」
と。軽い気持ちで、返事をした。
「おぉそうか!有り難う!では、冒険者登録をギルドでしてくれ。そうすれば、君達も晴れて冒険者だ。あ、でもちゃんとこの国のために戦ってくれよ?」
「勿論!なんせ俺達は勇者だからな!」
そんな、ユルユルで、冒険者登録した、勇者達は、初めから、ランクDだった。それも彼等を甘く見せた要因の一つだった。
それに彼等は、王宮での贅沢三昧の生活を送っていた。
それに彼等は、一度狩りに行ったら、それきりで、狩りは止めた。
魔物を強い魔物と勘違いし、オーク一匹で、満足していた。
そしてまた、贅沢三昧の生活が始まった。
しかし、贅沢が出来たのは、王宮の中だけで、外、つまり平民の暮らしは酷い物だった。
高額の税にが、平民達の生活を貪り尽くした。それに、平民達がこの国を変えてくれると、期待していた勇者も、期待外れなものだった。
町に出ては、商品を食い散らかし、服屋では、服をビリビリにして、歩いていった。
そんなことも、露知らず。勇者達は悠々と生きていた。
なんか……今のところタイトル詐欺ですよね……




