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第三話  魔王か、勇者か。

このタイミングで申し訳ないのですが、あらすじと微妙に食い違っているところがあったので、あらすじの方を修正しました。

ご迷惑おかけします。

「石! 石を投げられました! 頭に当たりました! もうお終いです!」

 茂みから飛び出した少女は開口一番、そんな事を言いいながら地面を転がった。頭頂部を抑えて、恥も外聞もなくゴロゴロ転がる。あの辺にあたったみたいだ。

 軽く放っただけだからそんなに痛くないはずだが、小石。

 というか、別に俺に向かって飛び出したわけではないらしい。

「……誰だ、お前」

 昨日今日で村人全員の顔は大体把握していたつもりだったが、はじめてみる顔だ。

 肌は透き通るような白で、灰色の髪が肩口で乱暴に切りそろえてある。転がっている最中に見た顔は結構整っていた。紫色の瞳が綺麗で印象的である――が、惜しい。変人の美少女に需要はない。ついでに、何の抵抗もなく転がっているところからも多少察することができると思うが、胸は控えめである。ちなみに、そう言い切れるのは彼女が露出の高い服をしているからであり、決して俺が見ただけでわかるというわけではない。念のため。胸元が大きく開いた服を着ているのだ。

 少女は俺に声をかけられてもしばらくは転がっていたが、「あれ、私生きてる……」と訳のわからないことを呟きつつも我に返った様子。

 俺から奇異な眼差しを向けられていることを感じたのか、少女は地面にペタンと座ったまま、俺のほうを見て固まった。

「一応もう一度聞くが……。誰だ、お前」

「あ、はじめまして。私、あなたの忠実な僕、フェルレノと申します」

 深々と頭を下げつつ、妙に礼儀正しい仕草で、妙な挨拶をするフェルレノ。

 言葉で表せない微妙な空気が流れる。一番近似値の言葉を探すなら、痛い空気だ。

 俺はそんな空気を一瞬で作り上げたやつ相手に、コミュニケーションをとらなくてはいけないらしい。

「フェルレノ」

「ひあ」

「……返事は『はい』で返せ。いいか」

「はい」

 コイツ、いわゆる足りない子なのだろうか。痛い空気だけならまだしも、こちらまで頭痛がしそうだ。

「フェルレノ、いま村に魔物が入り込んだかもしれないと騒ぎになっている。どこの家か知らんが、遊んでないで早く家に戻れ」

「…………」

 俺の言葉に素直にうなずいたフェルレノだったが、家のフレーズで無言になってしまう。

 あ、もしかして魔物の騒ぎで家族がいなくなってしまったのだろうか。そして家にいると寂しいから、外で遊んでいたのか?

 もしそうなら……、健気な奴じゃないか。

「家って何ですか?」

 ダメだ。ただの足りない子だった。

 俺は嘆息して、後ろを振り返る。背後に立っていた妙齢の女性は、怯えたような目で辺りを見回していた。

「ああ、すまないが――」

 俺はそう言って、彼女に声をかけようとするが、

「誰かぁ! 魔物がいるわ! 誰か来てっ!!」

 妙齢の女性は、そう叫んだ。

 俺は瞬間的に、周囲を見回す。情けないが認めよう、少し油断していた。今もまだ、オオカミのような魔物がいるのかもしれないというのに――!

「くそ、どこだ」

 女性がおびえているのだから、姿は見えたのだろう。しかしうまく隠れられているのか、どこにいるのかもわからない。

 しかし女性にどこにいたか訊こうとしても、彼女は眼を閉じてその場に座り込んでしまった。まずい。

 事態についていけないように、足りないフェルレノが呆けた顔をして座り込んでいる。

 もしこの場で魔物に襲われたら、俺は二人を守りながら闘わなくてはならないのか――!

「ガァアァアアアッ!!」

 背後。足りない子の後ろの茂みから、突如四足の獣が飛び出てくる。足りない子の頭上を飛び越え、俺の目の前に着地し、それは俊敏な動きで走りだす。

 反応が完全に遅れた。とっさに片手剣を振るも軽く避けられる。

 魔物はそんな俺を無視するように脇を通り抜けようとした。

 狙いは、後ろの女性か!

「させん!」

 俺はとっさに手を伸ばし、空いた手で魔物の尾を掴む。ギリギリだ。女性の目の前で、魔物の凶悪な牙が生えた顎が、ガチガチと音を立てる。

 凄まじい力強さで前に進もうとするオオカミの魔物を、俺はかなり本気で尾を引いて留める。

 だが、魔物は完全に俺への注意を絶っている。無防備な背中がガラ空きだ。俺はその背中をめがけて、片手剣を振り下ろした。

「ギャンッ!」

「ひっ」「いやぁ!」

 魔物の叫び声に、フェルレノがおびえたように肩を震わせ、目の前で開いた口を直視した女性が金切り声をあげる。

 魔物の勢いが一瞬無くなる。俺はその瞬間に、魔物を背後、茂みの向こうへと投げ飛ばした。

 浅くない傷のはずだが、魔物は茂みの向こうで立ち上がったようだ。だがダメージは大きいのか、ゆっくりとこちらへ近づいてくる。

「フェルレノ! こっちに来いっ!」

 俺の叫びに、フェルレノは慌てたように立ち上がった。そして、――そのままオオカミの魔物に抱きつく。

「な――?!」

 危険だ、離れろ。そう言いかけたが、喉元まで出かかったその言葉を飲み込む。オオカミのような魔物は、まったくフェルレノに敵意を抱いていないように見えた。

 むしろ、傷ついた身をゆだねているようにすら見える。

 ちょうどそのタイミングで、女性の悲鳴を聞きつけた村人が集まってきた。

 男たちが魔物と抱き合うフェルレノを見て、村人たちは驚愕に目を見開く。

「なんてことだ、魔物が二匹も入り込んだなんて……!」

「――!」

 二匹。俺は確かに、その言葉を聞いた。この俺に、聞き間違いはあり得ない。

 しかし、本当に?

 俺は魔物の傷口を心配そうに見つめるフェルレノの姿を見ながら、戸惑う。認めたくはない。だが。

 フェルレノは、魔物なのか。




 片手剣を構えたまま、俺はどうするか決めかねていた。

 さきほど女性が怯えていたのは、フェルレノが魔物だったからで、オオカミの魔物が見えていたわけではなかったのか。

 それにしても、と俺は魔物に抱きついたままのフェルレノに目を向ける。

 魔物だと思っていたのが、あんな小柄な少女だとは思わなかった。もっと凶悪で、残忍で、そんなやつらばっかりなのだと思っていたが、違う。

 目の前のそいつは、なんか間抜けっぽくて、足りない子で、それから――。

 ――ラミア。いい奴っぽい気がしたけれど、あまりしゃべる前に殺されてしまった。


 俺も、あの勇者と同じになるのか?


 魔物はいま、フェルレノの腕に抱かれて大人しくしている。動き出す気配すらない。

 そしてその姿を見た村人は口々に、弱っているうちに早く殺さなければ、と叫ぶ。魔物は、殺せ。

 駆け付けた壮年の女性が、座りこんだ女性を助け起こす。そのまま引きづるようにして距離をとった。

「た、旅人さんが助けてくれたんです……」

 妙齢の女性はそう言って、俺に感謝の視線を向ける。そして、魔物の傷を見た村の男たちが、その言葉を聞いてにわかに盛り上がった。

「すごいな、旅人さん!」

「一人で魔物を追い詰めるなんて、只者じゃないな!」

 そして、遅れて駆けつけてきた老婆が、俺と魔物、そして村人の姿を見る。

 老婆は、俺の表情と、魔物に抱きつくフェルレノを見て、何かを察したようだった。

 一拍置き、老婆は、大声を張り上げた。


「皆のもの、聞けぇぇえええええいっ!!!」


 老婆のしゃがれた甲高い声が響き渡る。とても老婆とは思えない声量に、俺も含めたその場の全員が老婆に目を向けた。

 老婆は俺を指さしつつ、声も枯れよとばかりに大声で叫ぶ。


「この方こそは、村に古くから伝わる伝説の勇者様! 湖の精霊により遣わされた、人々の護り手なるぞっ!」


「おお、なんと!」

「なるほど、だから裸だったのか」

「勇者様だったのか!」

「村の外で魔物が襲わなかったわけだ! 相手は勇者様なのだからな!」

「うむ、返り討ちにされてしまうだろう!」


 村人が、口々に俺に尊敬のまなざしを向ける。

 俺はといえば、驚いて老婆を見つめることしかできなかった。

 伝説の勇者? 湖の精霊? そんな話、一言も聞いていない。

 俺の戸惑いを、しかし誰も気づいてなどいない。気にして、いない。


「いま! 我らが勇者さまが、悪の化身たる魔物に、裁きを下すっ!」


 その瞬間、俺は老婆の真意を悟った。

 ――このタヌキババア……、俺に始末させるつもりか!

 おそらく、老婆は俺がフェルレノを斬りたくないと思っていることを察したのだ。察して尚、村のために魔物を退治するような口実をその場で作り上げた。

 村に古くから伝わる、なんてのも嘘に違いない。すべては、その場の流れで、俺が逃げることをできなくさせるため――。

 そのとき、


「違うわ! その人は勇者なんかじゃない!」


 力強い声が響いた。

 涙をいっぱいに目に浮かべ、傷ついた魔物を抱きしめる少女。フェルレノだ。


「その人は、魔王様よっ! 同じ魔族の私にはわかるの! その蛇の模様が、何よりの証拠よ!」


 そう言って、少女は俺の顔――正確には、左頬を指さす。そこには紫色の模様がはっきりと痣のようにして残っている。

 模様が何であるのかなど考えてもいなかったが、言われてみれば確かにそう見える。

 左肩から左胸、首筋を登って左の眼にたどり着く模様。これは確かに、蛇。二匹の蛇が、複雑に絡み合って牙を剥いている。

 一つは俺の心臓。一つは、俺の眼球に食らいつく様に。

 少女は自身のことを魔族と言いい、俺を指していったのだ。

 お前は魔王である、と。


 ――急展開すぎる。


 魔王? いや確かに、俺は魔王だった経験はある。

 しかし今は転生して、人間に生まれ変わったはずだ。

 現に、あのバカげた力強さはどこにもない。それは俺自身が知っている。逆にいえば、それだけだが。

「黙れっ! 人に化けた魔物が、我らを騙そうとしておるな! 我らは騙されんぞっ!」

 老婆が激昂したように怒鳴り返す。

 だが、俺にしてみれば村人を騙そうとしているのは老婆のほうだ。フェルレノの言葉も真実のような気がしないが、しかしあいつは、嘘なんかつけないような顔をしている。……気がする。そもそも、俺自身が自分が何者かわかっていないのだから、俺には何も言えない。いや、違うか。

「何よ! そっちこそ訳のわからないこと言わないで! 」

「黙れ! 長老のわしに間違いはない!」

 もう良い。十分だ。

 つまるところ、俺が決めれば済む話だ。

 ……………。

 くそ。非凡たる俺にふさわしいのはどっちだ。魔王にしろ勇者にしろどちらも非凡。どちらがより非凡であるか……。

 決めかねる。

 しかし待て。もしここで俺が勇者であるとしたら、フェルレノを殺さなければならないのか?

 そして逆にいえば、俺が魔王を選択すると、ここの住民が魔物に襲われる。

 ……どちらも不愉快だ。

「皆の者! 勇者様にこの村の誇り高き魂を見せるのじゃ! 武器を持てぇぇえええ!!」

「――っ!」

 俺が判断に迷っている間に、老婆が焦れたのか村人をけしかける。

 ……くそ、おそらくだが理由はわかる。村人が不審に思い始めたためだ。なぜ勇者は、目の前に魔物がいるのに倒さないのか、と。

 老婆は旗色が悪くなってきたことを瞬時に嗅ぎ取り、犠牲を承知で事態に収拾をつけようとしたのだろう。ここで言い負ければ、老婆の立場は悪くなる。

「き、来なさい! 私だって、ただじゃやられないんだから!」

 涙はこぼさないまま、フェルレノは立ち上がって村人に対峙した。

 オオカミの魔物も、ふらつく足で踏ん張りつつ、グルグルと喉の奥で獰猛な唸りを上げた。しかし血を流しすぎたのだろう、そこにはあまり力強さは見られない。多勢に無勢。加えて見た目がひ弱そうなフェルレノと瀕死の魔物が虚勢を張ったところで、村人は怯みはしない。

 もう、時間がない。

「――待て、お前たち」

 声にできる限り威厳が在るようにと願いつつ、俺は手を挙げて村人を制する。まだどちらにするか決まっていないが、ここで止めなければ収拾がつかなくなることは目に見えている。

 俺はフェルレノを護るように、村人と彼女の間に割って入った。その立ち位置に、村人からの不審な視線が突き刺さる。どう見てもフェルレノとオオカミの魔物を守っているようにしか見えないし、実際俺もそのつもりで前に出たのだから仕方がない。

 ここでフェルレノを見殺しにすのは、間違っている気がする。それは一日だけでも魔王だった俺だからこそ言える。だが、待ったをかけられる状況じゃないことはわかっている。

 くそ。イライラする。何故この非凡たる俺が、村人と魔物の顔色を見ながら悶々考えなければならんのだ!

 そうだ、それこそが間違いだ!

「今こそ宣言しよう」

 俺は腹を決めた。なにを言うべきか、この後どうするのか。なにも考えていないわけではないが、あとで考えればいい。

 何より今は、思考よりも行動が大事だ。

 俺は慎重に言葉を選び、しかしすぐにやめる。小難しい言葉は無駄だ。分かりやすく単純でいい。


「俺は……湖の勇者である」


 おおっと村人の間にどよめきが走る。

「失われた記憶を思い出されのか?!」

「ほ、本当に勇者様だったのか」

 老婆がこちらを向いて、ニヤリと歪んだ笑みを浮かべる。あれは、自分の権力やら名声やらに固執するものが浮かべる笑みだ。

 それは、かつての勇者と同じ笑み。

「勇者様! とうとう記憶を思い出されたかっ! この哀れな民草に害なす魔物を、どうか退治してくだされ~っ!」

 老婆は一瞬浮かべた笑みを悲痛な表情の下に隠し、膝をついて懇願する。

 その変わり身は称賛するしかない、迫真の演技だ。非凡なる俺が認めよう。ババア、お前は立派な演技派女優だ。いまだけ、お前の策に乗ってやる。

 俺が勇者を選んだ理由。単純だ。この身体は魔王じゃない。それは転生してからこっち、事あるごとに実感してきた。魔王ではないこの身は、ならば勇者でいい。

 これが俺だ。

「おおおおおおお――っ!!」

 村人の前で片手剣を振り上げる。そんな下手なパフォーマンスに歓声を上げる村人は、しかしそうしたいほど、本当に魔物に苦しめられていた者たちの姿なのだ。家族が奪われた。仲間を奪われた。外に出歩く自由を奪われた。安心して眠りにつくことすら奪われた。

 老婆が俺を勇者にしようがしまいが、その苦しみだけは、本当なのだ。

 それを見捨てることは、俺にはできん。

 横目でちらっと背後のフェルレノの様子を見ると、

「そんな……、どうして、魔王様……」

 ぽろぽろと涙をこぼしていた。村人に殺されるのを目前にしても流さなかった涙。おそらく、信じていたのだろう。俺が魔王として、この窮地を救ってくれることを。だが信じていたものに裏切られ、堪えていたものが溢れてしまった。

 その姿は儚げで、そして俺は罪悪感に駆られる。そして同時に、身体に軋むような痛みが走る。左眼。左胸。そこから痛みは広がっていく。今までより大きく、全身へ。

 チリチリと焼けるような痛みから、すぐにそれは暗闇で感じたような抉られるような痛みに変わる。

 まるで魔王が焦っているように。また仲間を失うことを恐れているように。ならばこの痛みは、魔王の爪。この身に宿る蛇の烙印は、魔王の呪いだ。

 だから、これも俺なのだろう。


「そして――魔王でもある」


 この宣言に、村人が呆けたような表情をした。それはそうだろう。魔王と勇者、決して混じらないものを今、無理やり混じらせてしまおうとしているのだから。

 だが、だからこそ俺。非凡たるこの俺に、できぬことなどありはしない。

 誰も成し得なかったというのなら、この俺が最初の一人になってやる。

「ふっふっふ……」

 そう、この俺が! 魔王兼勇者!

「はぁーっはっはっはっはっはっ!!!」

 突然の高笑いに、村人たちはお互いの顔を見回す。老婆が顔をしかめているのを見て、妙に気分がよかった。

 ――この俺を利用しようなどと企むからだ!

「……で、結局どっちなんで?」

 男が、おそるおそるといった様子で俺に尋ねる。ほかの村人も注目しており、そんなことが気になるのかと、俺はむしろ疑問に思ったほどだ。

 どちらかなど、選ぶ必要はない。もはや答えは決まったのだ。

「どっちもだ!」

 子供か俺は。そう冷えた俺が頭の中でささやく。俺はそれすら無視して、自分のエゴを優先させる。

 魔王も勇者も、どちらも俺だ。

 どちらも、手放すわけにはいかない。

「そんな滅茶苦茶な……」


「――滅茶苦茶の何が悪いっ!」


 ビリビリ、と大気が震える。

 男は驚いたように腰を抜かした。ほかの村人も、衝撃を受けた(・・・・・・)ように、みな驚いた眼で俺を見ている。

 だが、そんなことは知ったことではない。

 俺は自身の信条のまま、思ったことを言葉にするだけだ。

「俺が魔王で勇者で何が悪い! お前ら人間も守る! こいつら魔族も守る! この俺が――」

 これは己に架す誓い。


「――魔王兼勇者たるこの俺が決めることだ! 文句は言わせんっ!」

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