Ep.28
今回の仕事は成功したので、成功報酬1000万円と合わせて2000万円の仕事でした。ただで温泉旅館に泊まれたりしたのでよかったです。問題はうさちゃんが男性部屋か女性部屋かという事です。
「うさちゃんはヒナタちゃんにベッタリだし、女性部屋でいいんじゃないか?5人にちょうど分かれるし」
ということでうさちゃんは女性部屋に泊まることになりました。
「うさちゃんは女の子って感じよね」
「わかります」
「今更男部屋とかないでしょ?あ、お先にお風呂いただきました」
ということになりました。温泉の事はうさちゃんも気に入ったようです。志和家で温泉旅行とかどうだろう?うさちゃんも一緒に。
精霊さんのイタズラが原因でアウラさんが精霊界でちょっとお仕置きしてきたというので、それで成功ということになりました。
ツクヨミセキュリティには選挙が近くなると政治家からの依頼が殺到。ネロさんが激怒。やるならもっと派手にやればいいのに、地味に偏頭痛とか耳鳴りとか……。
警備会社の社長のトーナメントもなんかW杯みたいに4年に1回開催されるようになった。私にはお姉様から継承された、この鉄扇があるから無敵よ~‼‼お姉様もトーナメントの最中にちょろちょろしてるけど、審判も含めて気付かないのはおかしくない?一般人でも気付く人は気付くのに。
『全体的に魔力が低くなってるんじゃないの?大丈夫なの?心配になるわよ』
お姉様がそのトゲトゲしい鞭を持っている限り私は心配していません。お姉様が何とかしてくれる!
『ヒナタちゃ~ん?他人任せなのはダメよ?』
といっても私一人でこの魔力の無さを底上げできるわけじゃないし。あ、断トツで優勝です。
「魔力量って鍛えられるものなのですか?」
『そんなの努力したことないモノわからないわよ。事務所で聞いてちょうだい』
私は会社のメンバーがいるし不自由しないけどなぁ。
「アウラさん、魔力というのは鍛えられるものなのですか?」
「あら?ヒナタちゃん、魔力量に不満があるの?」
「自分の魔力量に不満があるわけじゃなくて、全体的に底上げしないとなと思ったのです」
試合会場でのことをアウラさんに話した。
「あらまぁ、警備会社の社長ともあろうヒトが情けないわね。審判もでしょう?」
「そうなんです!」
「こればっかりはねぇ」
「そうですか……」
神聖力もそうなんだろうな。神聖力?そうだ。うさちゃんは神聖力を使えないところから使えるところまで努力したんだ。
本人がやる気があればね。でも審判もあそこの警備会社の社長も現在の魔力に満足しちゃってるから、努力しないかなぁ。
そう考えると、ツクヨミセキュリティには強者が集まったなぁと思うのです。
ツクヨミセキュリティは最強ですよ?何をいまさら(笑)




