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続・ツクヨミセキュリティ  作者: satomi


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Ep.26


 宗堂さんに聞いたところ黒帯の空手は‘型’だという話でした。でもそれを生身に当てると相当痛いだろうという話でした。黒帯所持者は自身が凶器なんですよね。

 結局、ルチアーノさんが蕎麦を茹でて下さって、私もご相伴にあずかりました。

「大神さんは食欲旺盛ですね」

 ルチアーノさんは笑ってそう言うけれど、それなら私のうちの冷凍庫にある鹿肉食べてよ~まだ減らないのよ。鹿肉が占拠してるのよ。と言いたい!

 宗堂さんは2回目かな食べるの。

「美味しいですね。この肉は何の肉ですか?」

「大神さんが狩った鹿の肉ですよ。調理するのが厄介なのですけれど、血抜きも上手くできていますし、美味しいでしょう?」

「聖職者としていいのかな?と思うのですが、美味しいです」

 世の中の神父さんがみんなベジタリアンなわけじゃないでしょうからいいのです。

「ルチアーノさんも鹿肉が冷凍庫を占拠しているのですか?」

「まだありますね」

「肉そば……」

 そんなオーダーはいいから、私らの鹿肉を食べてくれ!他の肉を冷凍できないじゃないか!

「大神さん、私とヒナタちゃんの冷凍庫の鹿肉を減らしてくれたら肉そばを考えますよ?何肉がいいでしょう?」

「牛肉!」

 贅沢ものめ!

「鶏肉の肉そばをお願いします!」

「かしわそばですね?了解しました。では、大神さん、頑張って減らしてください!」


 大神さんが言うので虐待じゃないです。大神さんが鹿を丸飲みした時の姿になって事務所の庭に登場。

「俺の口に肉を放り込んでくれ!」

 そういうので、ルチアーノさんと冷凍庫から肉を取り出して、放り込みました。

「歯―!歯に染みる―‼冷たいっ!」

 そうでした。大神さんは歯医者さんが嫌い。大神として牙はどうなるんだろうと思っています。

 冷たいのは冷凍庫から出したばかりの肉ですからね…。

 これでは埒が明きません。どうすればいいんでしょう?

「電子レンジで半解凍にすればいいのではないでしょうか?」

 贅沢なフェンリル~。冷凍庫が空くのはいいんだけどさぁ。


 それからは大神さんの様子を見ながら電子レンジで半解凍にしつつ放り込んでいきました。

「うちは残りの鹿肉を蕎麦以外の料理に使うのでコレで大丈夫です」

「私ももう大丈夫だなぁ。大神さん!ありがとうございます!」

「え~、もう終わり~?お腹減ったよ~」

 私の正直な気持ちは『どっかの森に行って狩りをしてこい』です。



歯槽膿漏なの?歯肉炎?フェンリルとしていいの?牙は大丈夫なの?

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