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続・ツクヨミセキュリティ  作者: satomi


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10/12

Ep.10


 翌日、事務所がいかにも魔族です!って連中に襲われた。敷地の中には全然入れないんだけど。

『ネロ!あんたいい加減にしなさいよ‼』

「いや、俺も毎回ボコボコにしては魔界でこんなことしようと思うなって宣伝しとけって言ってるんですけどね」

 宗堂さんが不思議そうに見ているので、説明をしておいた。

「私が子供の頃からここって魔族の連中に襲われるんですよねぇ。そして、毎回こっちにボコられて戻ってるはずなんですけど、年中行事みたいに襲ってくるなぁ。年中行事?まさか、ネロさんにやられることが魔界での年中行事化?」

 

 いつものようにネロさんにボコられ、叱られ、スゴスゴと魔界に戻って行った。


「ネロさん、もしかしてなんですけど。ネロさんにボコられることが魔界での年中行事になってるんじゃないですか?魔界のカレンダー(存在するの?)に書いてあるとか…」

「あ、俺一回魔界でカレンダーを確認してきます!」

 そう言うとネロさんは魔界へと行ってしまった。

 宗堂さんは心配してたみたいだけど、「大丈夫ですよ。ネロさんはあれでも魔王ですから」。


 宗堂さんとしては、どうして魔王とか精霊王とか‘王’って方々がこぞってこのツクヨミセキュリティの社員なのかが不思議らしい。

「ああ、それはその‘王’よりも前社長が強かったからよ。段違いで。私にも忠誠尽くしてくれるのは私もお姉様ほどじゃないにしても魔力が豊富だし、小さい頃から知ってるから少しは情があるのかなぁなんて思ってる。皆にはナイショよ?」



 その年中行事、政治家さん達の偏頭痛とか耳鳴りとかそういうのもなのかなぁ?いや、会社的に稼ぎ時なんだけどさぁ。

 毎日のように政治家さんが依頼にやって来た。

「えーと、内科ではなくここにやって来たと?」

「早く治してくれ!」

「そんなに急ぎなのですか?」

「来週には元気でいたい。選挙カーで回る時期だからな」

 ふーん、吹っ掛け放題ってわけね?

「それじゃあ、本来ならば20億ですが、お急ぎ料金も追加で30億。振り込まれているのを確認し次第仕事に取り掛かりますのでよろしくお願いしますね♡」

 これが数十人続くの?ぼったくり放題ね。いやっほぅ!


 私が喜んでいる部屋の隅の方で宗堂さんが「罪深い我らを許し給え」とか言ってる…。

「宗堂さん!そんな事言ってるけど、宗堂さんのお給料だってこの中から出て行くんですからね!それに、食費・光熱費とかこっちの諸費用だって結構かかってるんですから。そもそも、私達がやるのは命懸けの仕事なのよ?本来なら命を落としてもおかしくない仕事なのよ?たまたま私達が強かっただけの事なのよ。命懸けの仕事だもの。それなりの報酬はいただくわよ」

 そう言って、宗堂さんを説き伏せた。



ぼったくってるけど、給料なのよ~♪

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