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詩集 そんざい刺繍  作者: 三屋城 衣智子


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「これも命よ」と言おう、と思ふ

 ああパパ一生懸命して

 散った桜の花びらみたいに綺麗な部分が残っているんだったらいいのかなと

 と、ひふみんの奥さんが言う


 人が一生懸命に

 一生懸命に

 ただ愚直に、あくをおかさず、目の前の物事にまっすぐ取り組むのを

 これを命と、これを花と、して言わずにはおられまいに


 駒の一つ一つ

 言葉の一つ一つ


 その先には人が居る

 居るからこそ向かうのだろう


 花がそこにあるから咲くように

 花がそこにあるから散るように


 散った花びらが、たとい、泥にまみれ踏みつけられその形かわりかけようとも

 花は花であり

 命は命であり

 その花びらは確かに花で

 泥でもなく踏みつけてきた靴裏でもなく、それは確かに花なのだ


 懸命に花として過ぎ去ろう

 とするとき

「これも命よ」と言おう、と思ふ

 参照:『ETV特集 選 加藤一二三という男、ありけり。 』https://www.web.nhk/tv/an/etv21c/pl/series-tep-M2ZWLQ6RQP/ep/P84KL9MRQ1

 番組での、名棋士・加藤一二三九段の奥様の言葉からインスピレーションをいただき、引用をしながらの作品を書かせていただきました。

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