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詩集 そんざい刺繍  作者: 三屋城 衣智子


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王たれ

王たれ


それは決して、威張るものでなく

ただひたすらに自領たる心と相手の領土をも守るような

その心、他者なくば成立し得ないものと知り

隣に座り合うためだけにあれ


その視線は見返すものなくば見るべきものも消え

その感触は触れるものなくば温かみも冷たさも感じず

その心根は腐心する先なくば耕す必要もなく

王であることすらなくなるだろう


なんのための と尋ねよ

どうやったら と苦悩せよ


悩まぬは無理解なり


一人きりでも王たりえるか

誰もいぬまま王はいるか


交わせ

混じれ


王たれ

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― 新着の感想 ―
ワンターレン?w 
「一人きりでも王たりえるか 誰もいぬまま王はいるか」 確かに! ですね(^_-)-☆
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