第六章 コンビニの中にもゴミがあります(全年齢)
今日はいつものコンビニにでなく
遠くのコンビニにファミリーマッチョに
来ました。
店に入ると。
歌がながれてました。
光り輝くマッチョのパワー♪
どんな悪でもゆるさないぞ♪
見つけたぞ、万引き犯だ♪
くらえ、必殺マッチョストーム♪
みんなの為のコンビニの♪
平和を守る正義の味方♪
マッチョ、マッチョ、ファミリー
マッチョ♪
君も僕の家族だ♪
ん、いつ聞いてもいい歌ですね。
なんじゃこりゃー、と思わず
叫びそうな光景がありました。
人が、男の人が寝てる。
雑誌コーナーで寝ころびながら
雑誌読んでる。
ファミリーマッチョもいません。
店員さんは、あー見て見ぬふり
ですか、しょせんアルバイトですね。
しかし、これはゆるせません。
私のコンビニ愛がメラメラと
燃え上がりました。
どこかで声が聞こえました。
説明しよう。
コンビニ愛とは。
はい、はい、今はいいです。
無視することにしました。
そして、頭の中に何かが
走りました。
コンビニファイター
えコンビニファイター
って、戦うコンビニが
でてきました。
声が頭の中できこえました。
「コンビニなら立って戦え。」
えー、すでに私の頭の中では
立ってるんですが。
別の声がきこえました。
「細かいことは、気にしたら
あかん。」
「ほなさいなら。」
気にしないことにしました。
さて、おしおきの時間です。
私はポケットからおもちゃの銃を取り出します。
「Capture bullet。」
寝てる男に、おもちゃの鉄砲で銀玉を撃ちます。
「パーン。」
すると寝てる男が消えます。
銀玉を大事に持って、交番に行きます。
誰にも気づかれないようにして、銀玉を
交番に投げます。
「To release。」
しばらくすると、寝てる男が、特撮の怪獣
みたいに、出てきます。
レポートを開始します。
お巡りさんの心の声。
なんじゃこりゃー。
死、死んでいるのか。
「ゴロン。」
い、生きてるのか。
お巡りさん「君、君は何をしてるんだ。」
寝てる男はこっちを見て、又元に戻ります。
無視、無視されてるのか。
お巡りさん「し、質問に答えなさい。」
寝てる男は、こっちを見て、又元に戻ります。
お巡りさん「コ、コラー、質問に答えなさい。」
寝てる男「う、うるさいな、そんなんじゃ、雑誌を
読めないじゃないか。」
お巡りさん「雑誌、そんなものもってるように、見えないが。」
お巡りさん「ここは交番だ、交番で、そんなことしていいと
思ってるのか?」
寝てる男「交番、何言ってんの、コンビニじゃないか。」
お巡りさん「コ、コンビニ、く、薬でもやってるのか。」
注)寝てる男は幻覚を見ているのだ、薬をやっているわけではない。
寝てる男「薬、風邪薬はもってるけど、それがどうしたんだ。」
寝てる男「あ、うるさくて、読めないじゃないか。」
お巡りさん「読めないって、本なんかもってないが。」
寝てる男「え、ほら持ってるじゃない、ほら。」
お巡りさん「や、やはり薬をやってるようだな、ちょっと
来なさい。」
お巡りさん「尿検査をするぞ。」
寝てる男「なんで、店員が尿検査をするんだ。」
寝てる男「いつからそうなったんだ。」
お巡りさん「そうとうやってるみたいだ。」
お巡りさん「言ってることが、わからない。」
お巡りさん「こっちへきなさい。」
立たせようとするが、重たくてビクともしない。
お巡りさん「ウオーリャー、ウオーリャー。」
声だけで何もかわらない。
お巡りさん、応援を頼む為、電話を
「至急応援求、繰り返す、至急応援求。」
やがてパトカーが到着、二人がやって来て
3人がかりで、運ぼうとする。
寝てる男「ウオー。」
寝てる男が、暴れまくる。
ただ、3人では、たちうちできず、とうとう
運ばれていきます。
やっと、終わったみたいですね。
合掌
レポートを終了します。
今回は、あまり展開がなかったですね。
次回に期待しましょう。
コンビニの悪は滅びました。
私としては、本当になにしてくれる
んですかって感じです。
さっきのコンビニは、季節はずれでも、おでんが
売ってる貴重な店なのに。
そして私はもどっておでんを、買って帰りました。
でも小遣いが厳しい。
バイトしたいけど、バイトは無理ですね。
私は良い子なので、我慢することに
しました。
でも帰るまでにおでんが冷めてしまう。
結局おでんは公園で食べることに
しました。