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第二章 コンビニ前はゴミダラケ(全年齢)

 今日は周に一回のコンビニ前のゴミ掃除の日です。


 私は良い子なのです。

 

 あーコンビニが見えてきました。


 ゴミが、あ、ありました。6つもある。


 ここで言うゴミとは、入り口で座り込んで迷惑になる

男の人たちです。


 すぐにゴミの方に行きます。


 ゴミを見てると、ゴミ1「お嬢ちゃん

何見とるの。」


 ゴミがしゃべりかけてきました。


 ゴミはコンビニの入り口前で

座り込んで、喋ってました。


 私はいいました。


 「大きなゴミがあるから、見てるんですよ。」


 ゴミ1「お嬢ちゃん、喧嘩売っとんのか。」


 あーゴミが全員立ち上がりました。


 私はポケットからおもちゃの銃を取り出します。


 ゴミ1「お嬢ちゃん、それでなにするのかな?」


 ゴミ1以外のみなさん「ヒャッヒャッヒャッ。」


 ゴミ1「やっぱり、ガキだぜ。」


 ゴミ1以外のみなさん「ヒャッヒャッヒャッ。」


 「Capture bullet。」


 「パン、パン、パン、パン、パン、パン」


 ゴミのみなさんにおもちゃの鉄砲で銀玉を撃ちます。


 するとゴミのみなさんが消えます。  


 6個の銀玉を大事に持って、交番に行きます。


 誰にも気づかれないようにして、銀玉を

交番に投げます。


 「To release。」


 しばらくすると、ゴミのみなさんが

特撮の怪獣みたいに、出てきます。


 座り込んだ状態です。


 では見守りつつレポートを開始ます。


 ゴミのみなさんは、あまり動かないので

お巡りさんが、なかなか気づきません。


 おーやっと、気づいたみたいです。


 お巡りさんは30センチぐらい飛びずさり

ました。


 おっと猫のような身のこなしですね。


 お巡りさん「き、君たちは何をして

いるのかな。」


 ゴミ1「あ、なんだおまえ、うぜよ。」


 ゴミ1以外のみなさん「ヒャッヒャッヒャッ。」


 始まったみたいですね、生暖かい目で、見守って

いきましょう。 


 ゴミ1「だいたい、客に向かって何いってるんだ。」


 お巡りさん「客?」


 お巡りさんは思いました。


 いつから交番は店になったんだ?


 これがゆとりと言いうやつか。


 お巡りさんが何やら、思考中です。


 お巡りさん「君、君たちはどこから来たんだ。」


 ゴミ1「あっちからだよ。」


 ゴミ2「こっちからだよ。」


 ゴミ3「どこからかな。」


 ゴミ4「さあ、みんなで考えよう。」


 ゴミのみなさん「ヒャッヒャッヒャッ。」


 お巡りさんは、私を見てこの態度、なんだろう

この余裕は、やはりゆとりか。


 お巡りさん「さあ、君たち出ていきなさい。」


 ゴミ1「やるんなら、力づくで、やってみろや。」


 ゴミのみなさん「ヒャッヒャッヒャッ。」


 お巡りさん「出ていきなさい。」


 お巡りさんも困ってるみたいですね。


 単に座りこんでいるだけなので


 お巡りさん「立ちなさい。」


 「グイッ。」


 おっと、お巡りさんが無理やり立たそうとした

みたいです。


 新たな展開に、ギャラリーは息を潜めて見てます。


 ゴミ1「なにさらすんじゃこらー。」


 おっと、なぐりかかったみたいです。


 これは、いけません。


 相手の力量がわかってないようです。


 お巡りさん「うおーりゃー。」


 お巡りさんの一本背負いが決まりました。


 「ドゴーッ。」


 あらあら、畳の上じゃないですよ。


 痛そうです。


 ゴミ2「おーやるやないか、店員にしては。」


 ゴミ2「うおーりゃー。」


 あ、あほの一つおぼえのように、なぐりにいきます。


 お巡りさん「うおーりゃー。」


 今度は大外刈りが、決まりました。


 「ドガーッ。」


 二人撃破です。


 ただ、後四人残ってます。


 ただ後の四人は、もう笑っていません。


 お巡りさんがブルスリーの様に手招きしてます。


 「クイッ、クイッ。」


 おっと二人が立ち上がりました。


 今度は二人そろって、蹴りを出します。


 ゴミ3「ウオー。」


 ゴミ4「ウオー。」


 お巡りさん、すかさず警棒を使って反撃です。


 「バシ、ビシ。」    


 ゴミ3「ギャー。」


 ゴミ4「ギャー。」


 これは、痛い両方ともすねをたたかれ、転げ

回ってます。


 おー、いつもより多めに回ってるみたいです。


 何で知ってるかって、それは秘密です。


 さあ、後残り二人です。


 おっと、またお巡りさんの手招きです。


 「クイッ、クイッ。」


 さあいよいよ、クライマックスです。


 どうなるんでしょうか、それは私にも

わかりません。


 ゴミ5「やるやないか、最近の店員は強いのう。」


 ゴミ6「だが、ここまでやで。」


 二人ともやる気まんまんです。


 ゴミ5「ウオーリャー。」


 おっとタックルです。


 倒すつもりです。


 お巡りさんは突っ込んでくるのを、馬飛びの

要領で、かわしました。」


 おっと。そのまま壁に突っ込んで自爆です。

 

 「ドゴーッ。」


 ゴミ6「おーおーやってくれるやないか。」


 ゴミ6「こっからは。お遊びはなしやで。」


 そして、おっと、取り出した、なんと

ヌンチャクだ。


 ゴミ6「アチョー。」


 すごいスピードで、ヌンチャクを回しているぞ。


 お巡りさん、ここは様子を見ているようです。


 男が動きました。


 そして、踏み込みましたが、なんとペットボトル

です。


 ペットボトルを踏んで、バランスを崩しました。


 ヌンチャクが怖いのはここからです。


 すごいスピードで、ヌンチャクが襲い掛かって

きます。


 「ビューン、ドゴン。」


 これは痛い、痛すぎます。


 ゴミ6「ギャー。」


 これは、ゴミがすてたペットボトルですね。


 むやみやたらに、ゴミを捨てては、いけません。


 自業自得です。


 お巡りさん「全員、逮捕する。」


 終わったようですね。


 合掌。


 これで、レポートを終了します。


 尚、良い子のみんなは交番に物を投げ入れては

いけません。


 約束ですよ。


 長い時間をかけて、やっとゴミ掃除が終わりました。  


 だいたい、ここらへんにコンビニは

ここしかありません。


 なくなったら、どうするんですか。


 しかし、いくらゴミ掃除しても

ゴミはなくなりません。

 

 いったい、いつになったら

ゴミは出なくなるんでしょうか


 良い子の私としては、困ってしまいます。 

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