第二十章 公園(全年齢)
今日は、問題になってる公園に、来てます。
実は、学校で、何か出るって話でした。
まあ、出たら、力で、ぶっ飛ばせばいいかと思い
やってきました。
来るなら、来いです。
ベンチが、あったので、少し、休むことに、しました。
しばらく、してると、うとうとして、きました。
いけない、少し寝てたみたいです。
おきて、目を、こすってると。
突然、暗くなりました。
あれって、上を、見ると、二人の男の人が、私を、見てました。
おー、よく見ると、外人さんみたいですね。
二人の外人さんは、大きくて、頭がもじゃもじゃでした。
外人さんが、喋りかけてきました。
外人1「ちょっと、いいですか」
「はい」
外人2「あなたは、亀を、信じますか?」
「えっと、それって、どういうことですか」
良い子の私は、説明を、求めます。
すると。
外人1「私たちのー、教えはー、亀にはー、不思議な力がありー
亀をー、助けたりー、亀をー、大事にしているとー、いつかー
竜宮城にー、つれってくれるというー、教えでーす」
外人2「竜宮城はー、いいですよー、たいやー、ひらまーの舞い踊りがー
見れます」
「ひ、ひらま?」
外人2「おー、ひらめーの、まちがいでーしたー」
「竜宮城ですか、いいですね」
夢の有る、話だと、思いました。
外人1「あなたはー、亀が、好きですかー」
「好きです」
「うちには、イシガメのポーちゃんがいます」
実は、最近、親戚おじさんが、もってきてくれたのでした。
ポーちゃんとは、おじさんの家に、いる時から、よく
知ってます。
外人1「おー、それは、すばらしいです」
この人達は、いい人みたいなので、名前を、聞くことに
しました。
お兄さんは、アラン・コルデーロ、弟さんのスコット・コルデーロ
そして、ペットに飼ってる亀は、バージルと言うらしいです。
バージルは、パンケーキリクガメと言う種類で、かなりめずらしい
らしく、リクガメなのに、甲羅が平べったいのが、特徴みたいです。
写真を、みせてもらいました。
名前の由来は、甲羅を、少しだけ膨らませることが、できるのだ
そうです。
岩場に入り込んで、ふんばって、甲羅を、膨らまして、引っ張り
出されないように防御するらしいです。
ん、リクガメ、これは、聞かなかったことに、良い子は、気配
りも大事です。
アラン「お嬢さんのー名前はー、何とー言うのーですかー」
「セナホ・アズマ」
アラン「おー、セナホーさんーですねー、おぼえーましたー」
しばらく、いろいろと亀の話をして。
帰りぎわに。
アラン「どうぞ、これを」
大量の亀の餌を、もらいました。
なぜ、こんなに餌を、もっていたかは、わかりませんが。
アラン「では、又あいましょう、アディオス」
スコット「アディオス」
「アディオス」
おー、スペインの人だったんですね。
良い子は、まっすぐ、帰りましょう。
家に帰ってきました。
さっそく餌を、やることに、うちでは、いつも、ジャコを
与えてるので、亀の餌などの初めてです。
見ていた、小悪魔ちゃんが、餌を、あげてみたいらしいので
代わってあげました。
餌を、もらって、ポーちゃんもうれしそうです。
今日は、いい人にあいました。
あんないい人ばかりなら、世の中が平和なのにと思いました。




