第十二章 みんなでテレビを見ましょう(全年齢)
主な登場人物
東西南北
主人公
生まれつき表情が作れないので、美少女だが人形の様な顔。
悪魔と契約して、特殊な力が使える。
ビビル
主人公と契約した悪魔で、カップ麺が好き。
小悪魔ちゃん
ビビルの使い魔、手の平サイズの女の子。
みんなでテレビを見ましょう。
という事で、今日はみんなでテレビ
を見ています。
「あ、始まりましたよ。」
歌がながれます。
エレナールルル、エレナールルル♪
そんな寂しい顔をしないで♪
エレナールルル、エレナールルル♪
風の中のエレナー♪
そろそろ番組もクライマックスです。
男1「ヒャハハハ、エレナーをエレナーを
つかまえるんだ。」
男2「エレナーをつかまえるんだ。」
男3「つかまえるんだ。」
エレナー「助けて、だれか。」
するとどこからか、光がやってきて
エレナーをつつみます。
謎の声「ハッハハハハハ、哀れな娘よ、力が欲しいか?」
謎の声「大きな力は、お前孤独にするが、耐えられるか。」
エレナー「た。」
謎の声「んた?」
エレナー「たえられません。」
謎の声「・・・・・・・・・。」
謎の声「さらばーだ。」
光がとおざかっていきます。
ごめんなさい、たえるのは苦手
なんです。
しかし再び光がやってきます。
謎の声「さ、最後のチャンスだ。」
謎の声「たえるか、たえられないか。」
謎の声「イエスノーで答えろ。」
エレナー「イ、イエス。」
謎の声「では契約しますと言え。」
エレナー「契約します。」
謎の声「ハッハハハハハ、契約完了だ。」
するとエレナー体が光だします。
男1「エレナーちゃんつかまえた。」
エレナー「あ、何すんじゃコラーシャー。」
「ガキッ。」
男を片手でつかんで持ち上げます。
「ポイッ。」
男を放り投げます。
男2「エレナーが、エレナーが野生化した
野生のエレナーだ。」
男3「逃げろ、逃げろ。」
エレナー「肉だ肉をよこせシャー。」
エレナーのなかで。
エレナー「いったい私はどうなって
しまうんでしょうか?」
エレナー「あの、これは・・・。」
謎の声「ハッハハハハハ、おまえは騙された
のだ。」
謎の声「私の目的はおまえの体だ。」
エレナー「え、体・・・・・・・。」
エレナー「変態、体が目的なんて。」
謎の声「ちょ、ちょっと待て、意味は
あっているが、んん。」
謎の声「ハッハハハハハ、騙されるやつが
悪いのだ。」
エレナー「変態のさぎに引っかかりました。」
謎の声「へ、変態ではない。」
謎の声に騙されて、体を奪われたエレナー。
いったいこれから、どうなってしまうのか。
次回野生のエレナー肉なんて嫌いです。
騙す方が悪いのか、騙される方が悪いのか
それは、私にもわからない。
ビビル「おい、タイトルが変わってるぞ。」
「ぶー、そ、そうですね。」
音が聞こえます。
「パリッ、パリッ。」
「え、小悪魔ちゃん、それはなんですか?」
小悪魔ちゃんたち「ポテチ。」
「いいですね。」
「ポテチください。」
小悪魔ちゃん1「ん、じゃ一枚だけだよ。」
もらった、一枚を大事にかみしめながら
食べます。
「パリッ、パリッ。」
「で、それは、どうしたんですか?」
小悪魔ちゃん1「もらったの。」
小悪魔ちゃん2「もらったの。」
「誰にですか?」
小悪魔ちゃん1「ん、とね。」
小悪魔ちゃん2「私たちが、見える男の子がいて。」
小悪魔ちゃん1「お菓子たべるって、言ってきたから。」
小悪魔ちゃん2「全部よこせって言ったら、泣きながらくれたの。」
小悪魔ちゃん1「いいこだよね。」
小悪魔ちゃん2「いいこだよね。」
「え、それって、かつあげじゃ。」
小悪魔ちゃん1「かつあげ、なにそれ、おいしそう。」
小悪魔ちゃん2「食べたい、食べたい。」
ビビル「お、かつあげかうまそうだな、くってみたいな」
「・・・・・・・・・・・・。」
「おーい、出番ですよ。」
ビビル「誰に言ってるんだ?」
小悪魔ちゃん1「誰に言ってるんだ?」
小悪魔ちゃん2「誰に言ってるんだ?」
「意味もない時に、出てくる時もあるのに。」
しばらくして
いやー、トイレ行ってました。
どうも。
「・・・・・・・・・・・・。」
説明しよう。
カツアゲとは「恐喝」と、奪い取ったる・騙して
取り上げるという意味の「巻き上げる」による合成語で
漢字では喝上げと書き、金品などを脅して奪う恐喝行為
を意味する。
以上
ビビル「わからん。」
小悪魔ちゃん1「わからん。」
小悪魔ちゃん2「わからん。」
なんでわからんか、わからんので
さじをなげます。
おりゃー。
「ポテチって本当にいいですね。」
「それでは、みなさん、さよなら、さよなら
さようならです。」
ビビル「誰に言ってるんだ?」
小悪魔ちゃんたち「誰に言ってるんだ?」
「さて、みなさん、良い子のみんなは、かつあげなんか
しちゃだめですよ。」
「約束ですよ。」




