地雷。それは無計画!
臥龍梅。
それは三重観光マップで見つけた梅林情報である。
臥龍梅『臥龍』その響きでここを見に行きたい! と思い込んだのである。
その後バタバタ大まかな位置を調べてなんとか行けるかな〜と放置(ぁ。)。
宿とって仕事の休みを入れてオッケーと一息。
時間ってあっという間に過ぎますね。
まぁ情報収集を失敗していても楽しめればいいのです。
誰かとする旅は楽しみ方も様々ですから!
異論は当事者以外からは受け付けませんよ!
臥龍梅は閑静な住宅街にありました。
後から思えば穴場スポットと言えるのではないかと思われます。
スマホで地図検索を(ツレが)かけながら観光地ではなさげな道を歩いていく。途中立ち寄った神社で龍姫像に身悶えし、そのまま徒歩で「たぶん、こっち〜」と進む。「たぶん?」という声は聞こえない〜。
迷い適当に歩くこと適当時間。
「見える風景が日常から逸脱しない」とツレがボヤく。
「一緒だから楽しいね」と誤魔化す私。(あっ)
平日なので人通りも少ないです。
臥龍梅。
そう閑静な住宅街の中に秘密の花園のようにひっそりと開いた場所。
スマホナビがなければ、完全に見落としていた!
ありがとう。ツレ!
もう少し調べろよという眼差しはスルーしますよ!
ごめんなさい。
コンビニで三重県マップ(ハンディ)を購入すべきでした。
そしてそのまま響きが気になっていた一色公園へと向かうことに……。
道脇の畑で
「ブロッコリーが自生してる!」
とはしゃぐ私に即座に
「畑だろ!」
と入るツッコミ。
旅行テンションは楽しいですよ!
一色公園はうわぁと声をあげてしまうくらいに何もない空間でした。
確かにそこから眺める水門はかっこ良かったと思いますが、けして、観光地な感じはしません!(断言)
正直、いつものことですけどね。
きっと、周囲の静かな生活をきゃっきゃうふふとはしゃぐ我らはうるさかったかなーとも思います。
その辺の親戚が来てるのか?と思われたりもしたらしく、地味に観察されてたようです。
堂々と「観光です!」と言い放っておりましたが。
その後、五十鈴ヶ丘という無人駅についたのですが、改札のない無人駅にビビった(どうすればいいかわからなくて不安)な我らは再び足を酷使する道を選んだのでした。
見知らぬ異郷を歩く不安。
異世界トリップなら正しいナビもない!(あっても使いこなせるかは別)
とりあえず、生きたナビは優秀である!(本人誕生日でめでたいし)
二人とも、人見知りで小心者(ただし、ベクトルは僅かにズレてる)で観光地に人出を望んではいないという旅人である。
だって、ほら、写真撮るのに人が多すぎたら大変だしね。
この日はたぶん、休憩、食事時間抜いて七時間オーバー歩きっぱなしだったかと思われます。
しかも、民家、住宅街となるとどうしても日常の延長から外れない。
でも、「あ! コンビニ発見!」「おお、宣伝は知ってるけど、実際店舗初めて見る!」と言う萌えはあるのですが。
ええ。
なまぬるい視線など感じませぬ。
そして二見浦に到着。
改札券売機のない駅でしたよ!
観光地ですよね!?
お宿から「お迎えいきますよ」と言われていましたが、歩きます。
ほんのりと日が沈みつつある時間。
それでも、写真が普通に撮れる明るさの中、海岸線を歩きます。
見えてくるのは注連縄を飾る岩の姿。
夫婦岩です。
海には波に漂うビニールアヒルのおもちゃのような水鳥。
たくさんのカエル。
ついでに謎の撮影隊(子供番組風)たぶんご当地ゆるキャラ添え。
お仕事頑張れ!
しかし、小心者の観光客としては気が散ってビビるのです。
正直、なぜ、このタイミングなんだ。と。
とりあえず、モヒカンのお兄さんが目を惹きました。
そして、いつもどおり裏道っぽいところを通って宿に向かいます。(わざと裏を選んでいるわけではありません)
古びたポンプ跡とか見かけて萌えてました。
お宿では「お迎えに行きましたのに」と言われつつ、お部屋に案内してもらいました。
ロビーにピアノやかっこいい時計やらがあって、静かにはしゃいでました。
ごはんの時間を決めて、ひとまず寛ぎタイム。
宿に入れば夜のお散歩等は行かない派なのです。
伊勢海老に牛肉、アワビ、お刺身。抹茶ババロア。
流石、料理メインで選んだ宿です!
食事あとの寛ぎ、大浴場に行って手足を伸ばし比較的早めに寝落ちしました。
3DSによるとほぼ20000歩歩いたようです!
2/5はツレの誕生日。
財布は……ツレ。(ぁ