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第三章

第三章



 六月三十日・午後十一時四十五分


 桧山は川田と行き着けの居酒屋で二時間程飲んだ後、帰宅の途についた。そして、自宅の最寄駅に着き、その後、栄道商店街を歩いて自宅へと向かっていた。

「ちょっと、そこのお方」

「ん?」桧山は左横から声が聞こえてきたので、そちらの方を振り向いた。すると八百屋の横の所に黒装束を身にまとった占い師が居た。

 ――― この女は『連続白骨化事件』に関係している占い師か?

 桧山はそう思ったが、酒を飲んでかなり酔っ払っていたので、今日は事情聴取はせず、客を装って話をしてみようと思った。

「幸せになりたいと思いませんか?」

占い師は無表情で、桧山の目をジッと見つめ、桧山に問いかけた。

「そりゃあ、なれるものならなりたいね」

 桧山はそう言いながら、占い師の対面の椅子に腰を掛けた。

「あなたは、仕事で手柄をあげたいと非常に強く思っていますね」占い師が淡々とした口調で桧山に聞いた。

「えっ。なんで分かるんだ」

「私は霊感占い師ですから、ただ姿を見ただけで、この人はどういう人なのか、どういう過去があるのかを感じる事が出来ます」

「へー、凄いな。じゃあ、俺がここに来る前にどこで何をしてたか分かるか?」

「あなたは同僚と一緒に居酒屋でお酒を飲んでいました」

「おっ、当たってるよ。でも今の俺の姿を見たら、酔っ払ってるのが一目瞭然だろうから、占い師じゃなくてもそんな事は誰でも分かるよ」

「あなたがお酒を飲んでいた店の名前は『とらじ』です」

「えっ・・・・・。当たってるよ」桧山は驚いた表情で言った。

「居酒屋へ行く前、あなたは政治家の方と会っています」

「えっ!それも当たってるよ。あんた、凄いな」桧山は更に驚いた表情で言った。

「では、あなたが仕事で手柄をあげるには、どうすればいいのかを占ってみましょうか?」

「あ、はい。お願いします」

 占い師は、机の上に置いてある水晶玉に両手をかざした。そして数秒後、「分かりました」と言い、続けて「明日あなたは、赤い帽子と赤いTシャツと赤いジーパンを身に着けた女性に街で会う事になります。その女性の後をつけて行くとあなたは手柄をあげる事が出来ます」と言った。

「はぁ、そうですか」桧山は半信半疑に感じながら言った。

「女性には気付かれない様に後をつけて下さい」

「あ、はい、分かりました。・・・ところで占いの鑑定料はいくらですか?」

「鑑定料はいらないです。今、無料キャンペーン中ですから」

「あっ、そうなんですか。それは、ありがたい事だな」

「ですので、占ってほしい事があれば、お気軽にお越し下さい」

「はい、ありがとうございます。じゃあ、俺はそろそろ帰ります」桧山はそう言って、立ち上がり、占い師に頭を下げ、帰ろうとした。すると突然、意識が遠くなって行き、その場に倒れ込んで気を失ってしまった。だが、桧山は数秒後に意識を取り戻した。しかし、驚いた事に桧山が今居る場所は、桧山の部屋のベッドの上だった。

 ――― 何で俺は自分の部屋に居るんだ・・・。さっきの出来事は夢だったのか・・・。それとも酒のせいで記憶が飛んで、どうやって部屋に帰って来たのかを憶えてないだけだろうか・・・。でも、占い師の所で意識を失ってから、数秒しか経ってない様な感じなんだけどな・・・。

 桧山はそんな事を考えながら、何気なく目覚まし時計を見た。すると時刻は八時二十分だった。

 ――― うわっ、ヤバイ。もう出勤時間を過ぎてるよ。完全に遅刻だ。

 桧山は急いで着替えて自宅マンションを出た。


 桧山は警視庁に出勤し、係長から遅刻した事を軽く注意された後、『連続白骨化事件』の二番目の被害者の自宅近くへ行き、聞き込みをしていた。桧山は、普段は川田と一緒に行動する事が多いが、川田が体調不良で欠勤したため、今日は一人だった。

 午前十一時半位になった頃、六十歳位の男性に話を聞いていた。だが、この男性は「事件に関して何も知らない」と言う事だったので、桧山は「ご協力、ありがとうございました」と言い、頭を下げてこの男性を見送った。そして頭を上げた時、赤い帽子と赤いTシャツと赤いジーパンを身に着けた女性の姿が目に入って来た。

 ――― この人、えらく赤色が好きなんだな。

桧山はそんな事を思いながら、この女性にも聞き込みをしておこうと思い、女性に近づいて行こうとした。だがその瞬間、占い師が言っていた事を思い出した。

――― 確か占い師は、「赤い帽子と赤いTシャツと赤いジーパンを身に着けた女性の後をつけて行くと手柄をあげる事が出来る」と言っていたな。この女性の後をつけて行けば何か手柄をあげる事が出来るのだろうか・・・。とりあえず、騙されたと思って後をつけてみるか。

桧山は半信半疑ながら、この女性の後をつける事にした。


桧山が女性の後をつけだして十分位経った時、女性はあるアパートの一階の右端にある部屋の前で立ち止まり、辺りをキョロキョロと見渡した後、部屋のドアをノックした。するとドアが開き、部屋の中からドアを開けた男性の顔が見えた。

――― どっかで見た顔だな・・・。誰だっけ・・・。

桧山がそんな事を考えていると、女性は部屋の中へ入って行った。そして桧山は数十秒考え込んで、やっと男性が誰だったかを思い出した。

――― そうだ!あの男は大阪、名古屋で計五件の強盗事件を起こして、全国に指名手配をされている山本だ。

桧山はすぐにアパートまで走って行き、女性の入っていった部屋のドアをノックした。するとドアが開き、さっきの女性が出て来た。

「何でしょう?」女性が桧山に聞いた。

「私、警視庁刑事部捜査一課の桧山と申します」

 桧山が警察手帳を見せて名を名乗ると、女性は大声で叫んだ。

「刑事だよ!あんた、逃げて!」

 それを聞いた山本は、急いで部屋の窓から外へ逃げ出した。桧山は部屋を走り抜け、窓から外へ出て山本の後を追った。山本は細く入り組んだ路地を逃げて行ったため、桧山は何度か山本の姿を見失いそうになった。だが、山本が逃走を始めてから五分後、桧山は山本を取り押さえた。


「桧山、よくやったな」捜査一課長の宮田が言った。

「いいえ、とんでもないです」

「いや、ほんとによくやってくれたよ。あの山本と言う男はとんでもなく凶悪な男だからな。刑務所を出所して半年も経ってないのに、大阪、名古屋で計五件もの強盗事件を起こしている。しかもその内の三件の事件は、人を殺傷している。更に東京でも、近い内に強盗に入る計画を立ててた様だ。だが、お前が逮捕してくれたお陰で、新たな被害者を出さずに済んだ。だから今回のお前の働きは、すばらしいの一言に尽きるよ」

「いや、とんでもないです」

「桧山、そんなに謙遜するなよ。お前は本当によくやった。間違いなく今回の手柄で、お前は警視総監賞をもらう事になるよ」

「そうですか。ありがとうございます」

「今日は疲れただろ?もう家に帰っていいぞ」

「分かりました。では、失礼します」

 桧山は警視庁を出て、帰宅の途についた。そして自宅に帰る途中、桧山はずっとニヤついていた。

 ――― やった!警視総監賞をもらう事ができる。この仕事を始めてから持っていた夢の一つが叶う。なんてラッキーなんだ。いや、ラッキーなんかじゃない。あの占い師のお陰だ。あの占い師が山本の女の後をつけろと教えてくれたから、こうなったんだ。あの占い師は何てすばらしい人なんだろう。料金も取らずに、俺に幸せをもたらしてくれた。まるで天使の様な人だよ。だから、間違いなくあの占い師は『連続白骨化事件』とは無関係だろう。

 桧山はそんな事を考えていた。


 桧山は自宅に帰るとシャワーを浴び、晩御飯を食べた。その後、川田に電話を掛け、まだハッキリとは決まってないのに「警視総監賞がもらえる事になったよ」と言って自慢をした。そして、午後十一時を過ぎた頃、桧山は栄道商店街の占い師の所へ行った。すると、昨日と同じ様に八百屋の横の所に占い師は居た。

「先生、ありがとうございました。先生が昨日教えてくれた通りに、赤い帽子と赤いTシャツと赤いジーパンを身に着けた女の後をつけて行ったら、本当に手柄をあげる事が出来ました」桧山が占い師に言った。

「そうですか」占い師は淡々と応えた。

「実は俺、刑事なんですけど、今日の手柄で警視総監賞をもらえそうなんですよ。だから先生には本当に感謝しています」

「そうですか」

「先生は本当に凄いですよ。先生の占いは人間業じゃない。神の領域ですよ」

「そうですか」

「ええ。それでですね、実は先生にどうしても占ってもらいたい事があるんですよ」

「それは、どういう内容の事でしょうか?」

「実は俺にはどうしても解決したい事件がありまして、その事件の犯人がどこに居るのかを占ってもらいたいんですけど、駄目ですかね?」

「それは、どういう事件なんですか?」

「『連続幼児銃殺事件』という事件でして、一、二歳の幼児を誘拐し、その幼児の眉間に銃弾を撃ち込んで殺害して、その遺体を宅急便などを使って被害者の自宅に送りつける。そんな残虐非道な事件なんですよ」

「そうですか。では占ってみましょう」

 占い師はそう言うと、昨日と同じ様に机の上に置いてある水晶玉に両手をかざした。そして数秒後、「分かりました」と言い、続けて「犯人の住んでいる所の住所を書きますので、紙とボールペンをお借り出来ますか?」と言った。

「はい。分かりました」

 桧山はそう言って手帳の一ページ破り、それをボールペンと一緒に占い師に渡した。すると占い師は、渡した紙に住所を書き出した。そして住所を書き終えると「この住所の所へ行けば、犯人は居ます」と言い、その紙を桧山に渡した。

「ありがとうございます。犯人を捕まえたら、また明日、お礼に来ます。それでは今日は失礼します」桧山はそう言って占い師に頭を下げた。そして、その場を立ち去ろうとした時、また昨日と同じ様に突然意識が遠くなって行き、その場に倒れ込んで気を失ってしまった。そして、桧山は数秒後に意識を取り戻したが、やはり昨日と同じ様に桧山が今居る場所は、桧山の部屋のベッドの上だった。そして携帯電話の日付を見てみると、七月二日・午前八時二十分だった。

 ――― 何故だ。何故俺は自分の部屋に居るんだ・・・。昨日の朝は、その前夜に酒を飲んで酔っ払っていたから、記憶が飛んで、どうやって部屋に帰って来たのかを憶えていないだけだろうと思っていた。だが昨夜の俺はシラフだった・・・。何故あの占い師に会って帰ろうとすると、こうなるんだ・・・。

 桧山はそんな事を考えていたが、時間は既に出勤時間を過ぎており、完全に遅刻のため、急いで着替えて自宅マンションを出た。


 桧山は警視庁に出勤した。だが昨日、手柄をあげた事もあってか、遅刻をしているのに今日は係長からの注意はなかった。そして今日は、本来なら岡島和義の自宅マンションの近所で聞き込みをしなければならないのだが、桧山はそれを無視して、昨夜占い師に教えてもらった『連続幼児銃殺事件』の犯人の住むマンションの前に来ていた。そして、マンションの中へ入っていき、エレベーターで四階まで上がり、四〇一号室の前に来た。

「ピンポーン」

 桧山はチャイムを鳴らした。するとドアが開き、中から三十歳前後で黒髪長髪のオタクっぽい男が出て来た。

「警視庁刑事部捜査一課の桧山だ」

 桧山が警察手帳を見せて名を名乗った。だがその瞬間、オタクっぽい男は桧山を突き飛ばして逃走した。

「待てっ!」

 桧山はそう言って、すぐにオタクっぽい男の後を追った。

 ――― 俺が刑事だと名乗った途端にコイツは逃げ出した。間違いなくコイツは『連続幼児銃殺事件』の犯人だ。

 桧山はそう確信し、犯人を必死に追いかけた。

犯人は非常階段を走って下りて行き、一階に着くとマンションから道路へ出た。桧山も犯人のすぐ後を追って行きマンションから道路へ出た。すると犯人は北の方角へ走って逃げていた。桧山も走って犯人を追いかけた。だが犯人は足が速く、犯人と桧山との距離がどんどん広がって行った。桧山はこのままでは、逃げ切られてしまうと思い、脅しをかける事にした。

「止まれ!止まらないと撃つぞ!」

桧山は走りながらそう言った。だが、犯人は逃走を止めない。

桧山は口で言うだけじゃ駄目だと思い、拳銃を取り出し、空と地面に威嚇発砲をした。だが、それでも犯人は逃走を止めない。

桧山はこうなったら最終手段を使うしかないと思い、走るのを止めた。そして拳銃を犯人に向けて構え、撃たれてもダメージの少ない足首を狙って発砲した。すると銃弾は右ふくらはぎに当たり、犯人はその場に倒れ込んだ。そして、桧山は犯人に小走りで駆け寄り、手錠をかけ逮捕した。

――― やった!『連続幼児銃殺事件』の犯人を逮捕した。昨日の山本の逮捕だけなら警視総監賞はもらえても、昇進出来るかは分からなかったが、この逮捕で間違いなく昇進出来るはずだ。

そう考えた桧山は、思わずニヤけていた。


「バカヤロー!」捜査一課長の宮田が桧山を怒鳴った。

「は、はい」桧山は突然怒鳴られた事に動揺した。

「お前、いったい何を考えてんだ?」宮田が大声で桧山に聞いた。

「はい?何の事でしょうか?」

「お前は、何で拳銃を発砲したんだ?」

「それは、犯人が逃亡し、私が追跡していたのですが、犯人の足が速くて私では追いつけないと判断し、逃亡を阻止するために発砲しました」

「お前は、警察官はどういう時に銃の発砲をしていい事になっているかを当然知っているよな?」

「はい。知っています。大まかに言いますと、自分もしくは他人に危険が及ぶと判断した時と凶悪犯を逮捕する際に銃を発砲しないと逮捕出来ないと判断した時です」

「じゃあ、お前は銃を発砲しないと、自分や街の通行人に危険が及ぶと判断したのか?」

「いいえ、違います。私が銃を発砲したのは凶悪犯の逃亡を防ぎ、逮捕するためです」

「じゃあいったい誰が凶悪犯だと言うんだ?」

「私が逮捕した男です。あの男は『連続幼児銃殺事件』の犯人です」

「バカ言え!お前が逮捕した男はただの下着泥棒だ!」宮田が大声で言った。

「えっ?」

「あの男は、自宅で盗んだ下着を鑑賞している時に、突然、刑事であるお前が尋ねて来たから、驚いて思わず逃走したそうだ」

「本当ですか?・・・いやそんなはずはない。あの男は『連続幼児銃殺事件』の犯人です。ちゃんと調べれば分かるはずです」

「・・・お前は何を根拠にそんな事を言っているんだ?」

「それはその・・・何て言うか・・・、刑事の勘みたいなもんです」

「バカヤロー!勘だけで銃を発砲するんじゃねぇよ!」宮田が大声で言った。

「は、はい、すみません・・・。でも、間違いなくあの男は『連続幼児銃殺事件』の犯人のはずです」

「お前、まだそんな事を言ってるのか・・・。あのな、お前が下着泥棒の男を捕まえている頃、他の刑事が『連続幼児銃殺事件』の犯人を捕まえているんだよ」

「えっ!本当ですか?」

「ああ。『連続幼児銃殺事件』の犯人は宮崎と言う名前の男で、宮崎の家からは、銃や犯行声明文を書いたワープロのデータなどの証拠も見つかっている。だから間違いなく『連続幼児銃殺事件』の犯人は宮崎だ」

「そうですか・・・」

「お前はとんでもない事をしてくれたよ・・・。丸腰の下着泥棒に対して銃を発砲して、怪我を負わせたんだからな・・・」

「すみませんでした」桧山は深々と頭を下げて言った。

「お前には、それなりに重い処分が下ると思うよ・・・。とりあえず、処分が決定するまでは、自宅で謹慎してろ」

「はい、分かりました」桧山はかすれた声で言った。


 桧山は自宅に帰って来た。だが、どうやって自宅まで帰って来たのか全く憶えていない。桧山は完全に茫然自失の状態だった。そしてベッドの上に座ると、つけていないテレビの画面を見つめ、ボーっとしていた。やがて日が暮れ真っ暗になったが、桧山は部屋の電気もつけずに、ベッドに座ったまま溜め息を吐いていた。

「ピンポーン」

 桧山の部屋のチャイムが鳴った。桧山は電気をつけて、ゆっくりと玄関まで歩いて行き、ドアを開けた。すると外には郵便局員が立っていて、桧山は郵便物を渡された。部屋の中に戻り郵便物の包みを開けて中身を見ると、インターネットで注文していたアダルトDVDだった。だが今の桧山は、そんな物を見る気にもならなかったので、そのままゴミ箱に捨てた。そしてベッドに仰向けに寝て、色んな事を考え出した。

 ――― 俺はこれからどうなって行くんだろう・・・。重い処分が下るだろうって言ってたから懲戒免職になるのかな・・・。まあ懲戒免職にならなかったとしても、停職には確実になるだろうな・・・。警視総監賞もなしになるだろうし、昇進も一生出来ないかもしれない・・・。どうして、こんな事になったんだ・・・。そうだ。あの占い師の占いが外れたせいだ。『連続幼児銃殺事件』の犯人の居る場所を教えてくれって言ったのに、下着泥棒の住所を教えやがったから、こんな事になったんだ。あの占い師のせいで俺の人生はお先真っ暗だ。どうしてくれるんだよ、チクショー。ほんとにムカつくな・・・・・。でも占いなんて所詮は、当たったり外れたりする物だからな・・・。あの占い師の占いを百パーセント信じた俺にも責任はあるのかもな・・・・・。

 桧山はそんな事を考えていたが、精神的にも肉体的にも疲れていたため、知らぬ間に眠ってしまっていた。そして午前一時になった頃、桧山は目を覚ました。しかし桧山はこのまま朝まで寝ようと思い、部屋の電気を消し、眠ろうとした。だが、何故か目が冴えてしまい、寝付けなくなってしまった。そして午前二時前になり、かなりお腹が空いたので、コンビニへ弁当を買いに行く事にした。



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