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言の葉の家へようこそ ~言語オタクが異世界を満喫する話~  作者: 菖蒲月
第一章 【幼少期編】

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8.お子様ランチってワクワクするよね♪

キリの良いところで区切ったので少し短めです( >_<;)

 招待したお客様が全員揃い、いよいよパーティーの始まり☆


 今日は親族の他は、親しくお付き合いのある貴族家と、いま領都アンカーに滞在中の2カ国の外国要人と関係者のみの小規模なパーティーとはいえ、それぞれが家族単位での参加のため招待客の人数だけでも200名近いらしい。


 これで小規模って・・・お城のパーティーとかになると人数多すぎて、知り合いを最後まで探せないまま終わったりしそうよね。(パーティーに対するイメージが庶民すぎて申し訳ない・・・泣)


全員が会場に入ったところで、家族揃って壇上に上がる。


全員が並ぶと家族全員でのリンクコーデが際立つのか、女性を中心に「まぁ、皆様で揃いのコーデとは素敵ですわね。」「皆様それぞれの個性に合っていてお似合いだわ!」など好意的な意見が多く聞こえた。


中には「我が家もやりたいわ!」とご主人に詰め寄っている女性もいて、ご主人がタジタジになっているのが少し可哀想だと思ったが、やっぱりそう言った部分は女性が強いのだろう。


よっぽど奇抜なコーデじゃない限りは受け入れておいた方が無難だよーと心の中で激励しておいた。


「お集まりの皆様、本日はバイエルン家の第三子であるマリーナの3歳のお披露目の場においで頂き感謝いたします。マリーナは昨日洗礼の儀を執り行い、『言語理解(人・亜人種)』 というスキルを授かりました。本日のお披露目をもちまして貴族の一員となります。皆様も今後の成長を温かく見守って下さい。」


「ごしょうかいにあずかりましたマリーナです。これからたくさんまなび、はやくみなさまのいちいんとなれるようがんばりますので、みまもっていただけるとうれしいです。」


 3歳とは思えないしっかりした挨拶やスキルを授かっている事にビックリされつつも、親しい者が多いためか温かな拍手が送られ、お父様の乾杯の音頭とともにパーティーは始まった。



 ◇◇◇



 今回のパーティーは、小さい子も居るので食べたいものを自由に選べるようにビュッフェ形式にした。


 自分で好きな物を選んで取ってくることも出来るし、各テーブルに専属の給仕係がついているので、飲み物や料理の好みを伝えて、持ってきて貰うことも出来るようになっている。


 大人向けのコーナーと女性・子供向けのコーナーで、料理や飲み物のラインナップを変えて、それぞれが飽きないように工夫したの。


だって、大人向けの料理ばかりじゃつまらないしね♪


子供向けのコーナーでは、選んだ料理をお子様ランチのように盛り付けて貰えるようにお願いしたんだー。(通称お子様ランチコーナー♪)


メニューも子供が好きなものをたくさん用意して貰ったからね。


自分で選ぶだけでも楽しいのに、それが自分だけのお子様ランチになるなんて考えただけでもワクワクしちゃうよね♪


女性向けにはスイーツコーナー。


たくさんの種類を食べられるように、ケーキや焼き菓子を一口サイズで用意して貰ったの。


これにはメニューの試食時にお母様も大喜びしてたから女性陣の受けは間違いナシだよね。



 ちなみに、パーティー会場内にいる使用人は役割に関係なく、今回出ている料理を説明資料で解説しながら全種類試食してもらい、お客様からの味や食材、調理法などの質問に誰でも答えられるようにしてもらった。


 そして会場内の全使用人には、料理や飲み物について迷っているお客様がいたら、「お困りですか?」「ご説明致しましょうか?」など声を掛けるようにお願いしている。


そのため、今パーティーでは会場内の使用人は貴族籍のある人のみにしてある。


平民が貴族に声を掛けるのはハードルが高い上にトラブルの原因になるかもしれないとの、両親からのアドバイスを受けて、たしかにと納得してしまった。


我が家の使用人達を守るためでもあるしね!



 何でそんな面倒な事をしたかと言うと、一般的な貴族のパーティーでは、出された食べ物や飲み物に対して意見を言う行為はあまり良く思われないのだそうだ。(まぁ、陰では色々と言ってそうだけど・・・)


そのため、苦手な食材や体質的に食べてはいけない物がある人は、恐くて料理や飲み物に手を付けられないという事も起きてしまうらしい。


まぁ、倒れちゃったり文句を言って関係が悪くなるくらいなら、体調不良とか理由を付けて食べない方がトラブルは避けられるよねぇ。


でもそれって楽しくない!!・・・と思ってしまったのが私でして。



 せっかくのパーティーなら来てくれた人みんなに楽しんで貰いたい!と、ドレスに続いて我が儘第二弾を発動しちゃいました♪


夜会などのフォーマルなパーティーでは難しいけど、今回はお披露目会という親しい方々が中心の日中のパーティーだったため、無事に我が儘を採用して貰えたのです。



 会場内担当の使用人による事前の試食や、資料による食材・調理法の確認など、慣れないことをお願いしたにも関わらず、「普段は口に出来ないものばかりで役得です!」とみんなやる気十分で覚えてくれた。


 お客様には、お父様から乾杯の後に「料理や飲み物については、会場内のどの使用人も詳細を把握しておりますので、体質的に食べられないものや苦手なものがある方は遠慮無くお声がけ下さい。」と一言アナウンスして貰っている。


最後まで読んでいただきありがとうございます(ღ˘⌣˘ღ)

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