プロローグ
初めまして、いらっしゃいませ。
読み専が初めて書いた小説です。楽しんでいただけたら幸いです♪(ღ˘⌣˘ღ)
主人公の自国語は「」、は多国語は<>で表記しています。
メーア王国には、艶やかなハニーゴールドの髪に新緑のような明るい黄緑の瞳をした天使が、明るく出迎えてくれる奇跡の家があると、各国の船乗りの間で語り継がれている。
本日も困った様子の若い船員が一人、恐る恐るその家の扉を潜った。
「言の葉の家へようこそ♪」
<え?天使!?>
<あら、ガスト王国の方?>
<あ!言葉が分かる!?>
<うふふ、何かお困り事かしら?>
<すんません!!俺っちはガスト王国の船の下級船員でトビーって言うっす!仲間達からこちらで助けて貰えると聞いて来たっす。>
<ええ、ここは言の葉の家ですからご安心を。私は受付担当のマリーナと申します。まずは、ガスト王国の言葉が分かる担当者を紹介しますね。文字は書けますか?必要なら代筆も可能ですので遠慮無く仰って下さいね。>
<すんません、自分の名前しか書け無いっす。>
<では、お名前をこちらに書いてください。あとは担当者を決めるために、いくつか質問しますのでお答えください。>
<はいっす。>
名前を書いて貰った依頼カードに、聞き取りをした内容を記入していく。
<なるほど、家族へのお土産を買いたい、と。それなら、通訳兼案内役を付けてご自分で探すのと、大体の好みや金額を伝えて買ってきて貰うのと、どちらが良いですか?>
料金表を見せながら、違いを説明しつつ選んで貰う。
<あ!このくらいの金額で案内をお願い出来るなら、自分で選んでみたいっす。>
<承知しました。では、担当者を呼んでくるので少々お待ち下さい。>
<ありがとうございますっす!>
◇◇◇
明るい笑顔が満ちるこの場所は「言の葉の家」。
各国の船乗りには通称【家】と呼ばれて親しまれている。
言葉が分からないことで困っている人が助けを求めて来る場所で、文化や風習・信仰の違いで起こるトラブルも未然に防ぐことが出来ると各国からも注目が集まっている。
様々な国から人が集まる家、ここから始まるたくさんの物語。
その一部を一緒に覗いてみませんか?
まずは、「言の葉の家」が作られるきっかけとなった、ある令嬢についての物語から始めましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます(ღ˘⌣˘ღ)
初投稿なので、本日はプロローグを含めて3話を同時投稿しています。
明日からは、毎日20時に1話投稿となります。




