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詩 童話

廃校を有効利用する。


過疎化が進み田舎の学校が次々と廃校になる。


学校の周辺に点在していた集落の殆どが限界集落となり、廃校になった学校を訪れる者もいない。


だから私たちはその訪れる者もいない廃校を有効利用させてもらっている。


もちろん学校としてね。


音楽室では子供たちが腹鼓をポンポコポンポコ打って音楽の感性を鍛えていた。


広い校庭では沢山の子供たちが走り回って、身体を鍛え生きる術を学ぶ。


各教室では産まれた年毎に別れて化け学を習う。


卒業間近な最上級生になると頭に葉っぱを乗せて無くても化けられるようになり、尻尾が出たままという初歩的ミスも無くなる。


授業が終わると子供たちは山向こうの学校を利用してる奴らと、お山の大将の座を巡って争う。


山のそこかしこで子狸と子狐が、互いの総大将の命に従って陣取り合戦をしていた。






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― 新着の感想 ―
廃校した校舎を有効活用! いいですね! 実際にこうなったら面白いのに。
かわいいす……(*´艸`*) あと化け学、本当にありそう(*´∀`*)
本当にそうだったら、とても良いなと思いました。 ほっこりさせてもらいありがとうございます。
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