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なんでも、どうでも良い

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

いつもよりもずっと短くなってしまいました。

凡そ三年前に提示した書類に整合性が取れず、また一からやり直しとなった。

凡そ三年前と言えば、私が此処に来て、今以上に仕事が出来ない時期であった。だから当時の資料を振り返っても、かなり拙い。必要な事が書いてないのは当たり前で、そもそもやり方が今と大きく異なる。再現しろと言われても、土台不可能なことだあった。

「すみません。本当にすみません。あと少しだけ待って頂けませんか?」

そう、何度も何度も頭を下げて、空気が濁って泣きたくなるのを我慢しながら、必死に耐えていた。

駄目ならば頑張れば良い次また直せば良い。なんて口を揃えて言われる事ではあるが、三年前の未熟な自分の資料に、どう試行錯誤しろと言うのだろう? タイムスリップでもして、今の完全な型番を相手に渡せば良いと言うのだろうか?

無理難題押し付けられるお上の人にも、頑張っても成果を出せない自分にも、根拠を捨て去った自分にも、何もかもやるせない。怒りさえ湧かない。もう、全てがどうでも良い。本当にどうでも良い。


試行錯誤さえ許されない。最初から完全を求められる。雑談しながら仕事をするというマルチタスクや、フラッシュ暗算が必須。人並みに生きていく事さえ出来ない私は、どう生きていけば良いのだろう。


……今日は疲れたなぁ。らしくないなぁ。明日になればまた全てが始まるのだから、今日はもう、何でもどうでも良い……。

作者の弱音が続きますよ。


試行錯誤さえしなくても、最初から完全に出来る人を知ってるんですよ。

というか、周りは皆そんな方々ばかりなんですよ。


試行錯誤さえ許されない死にゲーで、どう生きれば良いのだろう。というのが、私の今の弱音です。


お上の人が『是が非でも出せ』なんて言わなければ。

確認する方が、間違えに気付いていれば。

私が資料を捨てなければ。

なんて『もしも』の話をしたところで、結末は変わらないんです。


けれども、約数千、数万の文字を、全く間違えないで入力することは、果たして可能なのでしょうか?

私は出来ませんよ。多分、生涯試行錯誤しても。


今日は疲れてしまいました。

『もしも』に怒りを込めても何にもなく、ただただやるせない。


休日は何をしようかな。

ポテサラのトースト食べたいな。

お医者にイボの様な出来物を見て戴かないと。

そしたら百人一首を確認しないかないと。


そして何より、どれだけ苦しかろうが悩み続けるのだから、鬱になり続けるのだから、働き続けなくては。

あの場所に戻り続ける為に。

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