5話
加護-職人が心を込めて作った時に稀に起こるものまたはダンジョンからのドロップ(属性が付いていたり耐性が付いていたり…しかしダンジョンからドロップした物は資格のある者にしか使えない)
付与-付与師がつける機能(剛力など)
魔石-魔物の心臓。強ければ強いほど大きく魔力がある。死んだダンジョンからも取れる
ダンジョン-世界の至る所にできるもの魔物が住んでいる基本ダンジョンからでないが魔物が増えすぎるとダンジョンブレイクして外にも魔物がでる
冒険者-魔物を狩ったりポーションの素材を集めたりするいわゆる何でも屋
ポーション-かけたり飲んだりすると傷や病気を治す薬。ランクがあり上から「神薬」「蘇生薬」「最上級ポーション」「上級ポーション」「中級ポーション」「下級ポーション」「最下級ポーション」となっている
「ここかしら?」
「多分ここだと思います」
なんでこんな会話してるのか気になる?想像してみてよ偏屈おじさんか筋肉マッチョで人当たりの良い奴が家の外見は少し悪いけど中は綺麗みたいな感じの武器屋を想像してたのに全然違くて実際はお戯れていたとこだったら誰でも驚くよね
「とりあえず入りましょうか」
「そうですね」
「すいません」
うん、中は落ち着いているような感じ武器も綺麗に整えられているのね
「はい、いらっしゃいませお客様」
「ここって武器屋であってますよね?」
武器置いてあるし
「ははは、あっておりますよ実力や態度などが良いとここに招待されます」
ソウナンダということはあの受付嬢に認めてもらえたってこと?
「ではうちの鍛治師が腕によりをかけて作った武器たちをご覧ください」
いやでも受付嬢は私の隠密を気づけなかったから強くはないと思うけど演技でもなさそうだし…うーん
「お嬢戻ってきて」
「ごめんごめん」
「もう…気をつけてよ」
ハンセイシテマス
「気を取り直して見ていきますか」
…うんわかんないや良し悪しはわかっても加護がわからないとな〜なんとも言えない
「あの、すいませんこれってどんな加護がついてるんですか?」
「こちらはダンジョン産で足を早くする「早足の靴」です」
「ではこれは?」
「これもダンジョン産の相手を痺れさせる「電撃籠手」です」
そうして店員に武器の加護や付与を聞いていたらふとある物が目に入った。白くて真ん中に宝石のような魔石がはめ込まれている腕輪…
「あの腕輪の能力は何ですか?」
「あの腕輪は…ダンジョン産の「白骨の魔吸腕輪」です」
「呪われてません?」
霊眼で見たら薄っすら黒い煙みたいなのが見えた
「!…はいこれをお使いください鑑定メガネです」
貴重な物を…
「ありがとうございます」
鑑定遮断系は持ってるんだけど鑑定自体は持ってないからね〜
『鑑定』
[白骨の魔吸腕輪〔呪〕]魔法を吸収する腕輪
一見無害そうに見えるが対象について書かれていない要するに敵から吸うかもしれないし味方から吸うかもしれないわけだ
「これは、敵だけでなく味方までもから魔力を吸います」
やっぱり…でも
「あの…これください」
「え?」
「この腕輪を売ってください」
「しかし味方からも吸ってしまうのですよ!」
「知り合いにシャーマンがいまして」
ワンチャン呪いが取れるかもそして私の魔吸収と併用すれば相手のMP削りたい放題に出来るかもしれないしいやそれよりこれで相手から吸って私はこの腕輪から魔力を吸えばいいのでは!?さすが私
「…しかし…いや…わかりました」
「なんギゼルですか?」
「400ギゼルです」
「安すぎません?」
「呪われていますから…」
あー呪われてるから誰も買わないし安くしても結局誰も買わなかったのね
「ゲレナは何か買う?」
「ああこの「瞬足の靴」を買う」
「じゃあまとめて買うから後で料金を払ってね」
「了解〜」
/:/:/:/
「いい買い物したわね」
「あの店員も腕輪買うからってこの靴を半額にしてくれたしな」
「さあ、気分もいいし今日はもう自由時間にしましょう。ただし明日ダンジョン行くからそのつもりで」
「わかった」
戦闘描写書けるかな…あんまり期待しないでください…