4話
「ふう」
あースッキリした
「お嬢、どうした?」
「何が?」
「いや、聞き方を改めよう、貴様は誰だ」
「誰とは?私は私よ?」
「たしかに姿や声考えている事もお嬢だが何かが違うだから聞いているお前お嬢に何した?」
明らかな殺意と怒気、普通の人がここに居たら失禁するレベルだ
「言ってるでしょ私は私よ」
「うるさい」
「静まれ!ゲレナ」
「うっこれ契約魔法?じゃああんたは本物のお嬢なのか?」
すがりつくような口調で言うゲレナ
「私は私よゲレナ=アンバーソン」
「じゃあ、初めて俺とあった時あんたが俺に向かっていった言葉は?」
「どんぐりでしょ」
「…よかった」
「はぁ何がしたいんだか…」
「お嬢、何か変わったけどどうした?」
「いや…」
「嘘ついてもわかるからね」
「…本物のアリス=サヴァンテを殺した奴がわかったわ」
「誰なんてす?」
「カナリアよ」
「!あの?」
「そうよ…わたしから婚約者を奪って貰った。第3皇子の婚約者」
「理由を聞いても?」
「どうせ信じないのだから言わない」
「えー」
「ねぇ、なんで私が変わったって言ったの?」
「…心読みは相手の感情やなんて言うんだろ相手の形?丸とか三角とか色々あるけどそういうを見て相手が思っている事を当てる能力なんだそれでお嬢の形が急に変わったから…お嬢に何かあったらのかと…思ったんだ…」
「そうよね私に何かあったらお父様にどうやって報告するか悩むものね下手な嘘だとあの人わかっちゃうから」
「お嬢…確かに知ってたけど……そうです…」
「あら?もう日が昇ってしまったわね」
「お嬢今日どうする?」
「装備を整えてダンジョン行きましょう!」
「ところで…ゲレナ…いつまで私の部屋にいるつもり?」
「ご、ごめんなさい」
「大丈夫?顔赤いけど」
「大丈夫だから、ところで何時間後くらいに行く?」
「んー2、いや3時間後くらいにしましょうか」
「了解。じ、じゃあね」
「またね」
ゲレナの口調を揃えてます