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儚いもの

作者: 雨音れいん

美しいものは何故儚いのだろう


花も 蝶も 人も


可憐に咲いて萎む前に散ってしまったあの花の花弁は


風に乗ってどこに運ばれていったのだろう


美しい花は枯れても散っても尚美しい


飾られ または本の一頁になり 愛でられる


あの花は何故散ってしまったのか


もっと大きく開花する時を迎えようとしていたのに


何故ひっそりと散る運命になってしまったのか


萎む前に…


それを知った瞬間



   心は砕け散った





どこを見れば見付かる?


花弁の行方


空を  大地を  海を…


見上げても 見渡しても

どこにも見付からない



残された数々の記録の中だけが

その姿を鮮明に映し出す


過去を遡り



  心は砕け散った…



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