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マニアックな思考

作者: 砂星流夜

僕らが旅に出るのは、知らない間に、日常が常温で氷結するからだろう。

冷たくない氷は、溶けることもなく、時間と情緒と観念を固めてしまう。



習慣という氷の中で、誰もがその凝固したリズムを生きている。

跳ねないリズムは、心臓の奥の入り口から、世界の集積場へと凡庸を集める。



インスタのアプリで消したホクロが、まだ使われていない力の貯蓄を誇っている。

バルテュスの絵のように、息を止めてしか見ることのできない情景と同じだ。



そういえば、・・・自分に向けられた指示代名詞が、

その瞬間に、誰もを一般に置き換えてしまうことを、君はどう思うだろうか?






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