表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
声優さえできればいい  作者: 東郷 アリス
38/39

第38話 最近、世間では歌って踊れるアイドル声優が流行りのようです。

お待たせいたしました。

色々と重なって遅くなりました。


季節は梅雨、六月に入りカノンの仕事も既定路線に戻った頃。


近頃はカノンの声以外のものも買われてか、声優のお仕事だけではなく、テレビや動画配信の出演や撮影、そういった仕事もも増えてきていた。

そのためカノンは、学生ながらほぼ毎日学校に行かずに、朝から晩まで色々なお仕事に駆られていた。


「次の仕事は写真集の表紙撮影、それが終わったら新しく始まるアニメのアフレコにーーーー」


こうやって現場を移動している最中にも、常に予定を確認し、次のお仕事に備えている。

実際にはカノンがお仕事をし、こなしていくのだが、カノンのお仕事が多いため、カノンのマネージャーである姉のメモ帳には、カノンのことが紙びっしりに書かれて、マネージャーである姉も忙しいそうだ。


それでも頑張ってくれている姉には常に感謝を忘れていない。

そしてそんな風に頑張ってくれている人、応援してくれている人達のためにも精一杯お仕事で応えていくのが私、カノンの役目である。


「カノンさん、もう少し右手を……そうそう、そのまま目線くださーいーーーーはい、これでオッケーでーオッケーです。後はこちらで確認しておきますのでお願いします」


「はい、お疲れ様でした。では、失礼します」


撮影も効率よく、そして丁寧に。


「なんでそんなことを言うの!?」


「だって……」


「言い訳なんていらない!!もうお兄ちゃんなんて大嫌い!!」


アフレコでも自分のもてる全てを持って今までやってきた。


そんなため、私、赤宮 カノンは、お仕事が忙しいせいでこの世の中の流行りに疎い。


そして今日、仕事に行く前に久し振りにテレビを付けてみるとーーーー


『歌って踊るアイドル声優が最近流行ですね!そういうことで今日のゲストはその中でも人気を誇るearisの皆さんでーす!!』


うん?歌って踊るアイドル声優のearis?


観てみると、確かに歌って踊っていて、それプラスにちゃんと声優としてお仕事をしているらしい。


でも、なんか私とは波長が合わなそうな気がしそうなのよねぇ……


だから私と共演はないだろうと思っていた。が、それから三日後。ついにそれと共演することが決まってしまった。







次回は出来るだけ早く投稿します!!

次回は仕事現場の話です!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ