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声優さえできればいい  作者: 東郷 アリス
35/39

第35話 放課後

お待たせいたしました!


「ふぅ…終わったー」


俺は、授業が終わると、疲れをほぐすように足首を伸ばした。だが、疲れをほぐすのと同時に、ちょっとだけ寂しさも感じた。


このゆったりできる時間もあと二日とちょっとか…


そんな風に思っていると、賢太郎がにやにやしながら話しかけてきた。


「どうしたきりん、いつもは可愛い顔をしてるのに、今日は寂しそうだぞー」


「可愛いって言うな!てか、俺にだってそんな風になる時くらいあるんだぞ」


「………」


「って、なんか言えよ!」


「はっ!わりー。でもなきりん、お前の悲しそうにしてる顔をアリだぜ」


「うわぁ、気持ちわる…」


「そうよ、きりんちゃんを愛でていいのは私たちだけよ」


「そうそう、愛でていいのはお前たちだけって、違う!てか、ちゃん言うな!何しにきたんだよ、結花奈!」


「何って、きりんをそこにいる変態野郎から守りにきてあげたんじゃない。あと、私だけじゃ無いわよ。ほら」


と、結花奈の後ろからひょっこり頭が二つ飛び出てきた。


「雪菜さんと新堂さん!?」


「うん、こんにちは、きりんちゃん」


「こんにちわですわ、きりんちゃん」


「だーかーら!俺は女じゃ無い!」


「知っていますわよ、きりんちゃん」


「そんなこと知ってるよ?きりんちゃん」


「この人たち、直す気もない!?」


「きりんちゃん、それよりも私たちのお願い聞いて欲しいんだけど?」


「あー、俺の意見は無視ですか…はいはい、なんでも聞きますよーだ」


「本当に!?ありがとうきりんちゃん!!みんな、やったね!」


結花奈たち三人は、それを聞いて嬉しそうにしている。何よりです。ちゃんはやめてほしいけど。


「じゃあ、さっそくみんなで行こう!!」


「「はい(ええ)!!」


「じゃあ、俺も行こうかな!」


と、結花奈たちが来てから影が薄くなった賢太郎が首を出した。


「はっ?ダメに決まってるじゃん。私たちのデートだから」


「ですよねー」


賢太郎、破れたり!


「じゃあ、きりんちゃん、私たちと一緒に行こっか?」


「う、うん」


俺は、賢太郎に「ごめん」と思いながらも、結花奈たちに連れられて、放課後遊ぶことになった。




つきは0時予定です。


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