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声優さえできればいい  作者: 東郷 アリス
30/39

第30話 Arrow

二日連続いけた…


私たちの二人きりの時間はあっという間に過ぎていき、そろそろ次のステージのための準備があるために楽屋へと戻った。あっ、もちろん、デートは楽しかった。


私が次に出るステージはエンディングステージ。いわば今日最後のステージ。それもあってか、一緒にステージに立つ人たちは多い。今日は…


「六人だよ」


だそうです。


「あれ?グループは五人ずつよね?」


「そうだけど、今回は全てのアイドルバンドからボーカルの人たちが出るから六人なんだよ?」


「へぇー、そうなのね」


そう、アイバンには六つのアイドルバンドチームがいる。


私が声をやっているアイドルバンド、Arrow。それ以外にも五チームアイドルバンドがある。


前にキャラクターランキングで私が一位だったと話したことはあるのだけど、それ以外にもアイバンランキング、いわばアイドルバンドランキングというものがある。これでほとんどの人が察しるは思うけど、各アイドルバンドの人気を争うものだ。ちなみにそれでも私たちは圧倒的な支持を獲得している。あまり意味はないけど。グッズがすぐ売り切れるくらい?きっとそのぐらい。


今回のステージは私が忙しかったこともあって、他のアイドルバンドの声優さんに会うのはアニメのアフレコ現場くらい?結構前になる。だけど喋ったことはない。だから楽しみ。


「はい、カノン。メイクも終わったし、衣装も大丈夫。行っておいで」


「うん。でも、姉さん」


「なに?」


「行ってきますのチュウ」


「えっ!?」


「もういいや」


私は自分から姉さんに近づいて…そして頬へとキスをした。


「っ!?」


姉さんは、いきなりのことで、「えっ!?」と顔を赤くしながら困惑していた。


「行ってきます」


私は姉さんに元気を貰って楽屋を後にした。



やっと他との声優の絡みができる!

けど!次はまだ絡みません。


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