表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
声優さえできればいい  作者: 東郷 アリス
19/39

第19話 アイバン

大変お待たせいたしました!

何卒お許しを…




四月が無事に終わり、五月に入った今。

私たち学生はみんなあるものを迎えていた。

それは…


「ゴールデンウィークだよ」


そう、ゴールデンウィークだ。


ゴールデンウィークといえば学生達はみんな思い切り遊ぶチャンスだ。

宿題という後ろ冷たさがある夏休みと違って、何も考えずに過ごすことができる。

夏休みは夏休みでいいところもたくさんあるが。


だけど私は今一番人気を誇る声優、赤宮 カノンだ。

それは声優というジャンルに囚われないほど。

だから私に休みの日は少ない。まあ、通常でも忙しいけれど。


よって私のゴールデンウィークというと…


「カノン、行くわよ〜」


「ふぁ〜い…」


もちろん仕事だ。


今回の仕事はあるゲームのイベントに参加することだ。

去年から配信をスタートし、見事に一年で二千万ダウンロードを突破した。


その名も…アイバン。


このアイバンは、いわゆる音ゲーだ。


今回はこのイベントに参加するのだ。

イベントに参加するということは察しがつくと思うが、私もそのゲームの中で声をやらせて頂いている。


私が声をやっているキャラは音音(おとね)アリア。

ちょっとクールで感情をあまり出さないが、とても仲間思い。

それもあってか、公式好きなキャラランキングでは、二位と圧倒的な差を付けて見事に一位を取ることができた。

本当にありがたい。


今回のイベントはもちろんコミマなどでもお馴染みの場所、ビックサイトでやることとなっている。

しかも二日間。


私が出演するステージは十時から。

だから打ち合わせとかがあるため、朝五時出発だ。

それは私だけらしい。

拷問か。

でも頑張るしかないか。ステージは楽しいしね。


そんなことを思いつつ、私は移動中の車の中で気合を入れるのだった。



これからも完結目指して頑張ります!

何年で終わるのだろう?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ