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モノローグ

 今日も息を吸う、ただ君に「好き」と伝えたいから。


 君はきっと何回言ったって私を拒否するだろう。でも、私はただ君を好きだと言う人はいるのだと、まだ生きることを誰かに愛してもらうことを諦めなくても良いのだと知ってもらいたいから。

 君は今日も世界に自分自身に絶望をする。絶望をしながらも君は今日を生きる。もう誰から言われた言葉なのかも忘れながらも離れずにいる言葉を信じて、そして否定しないために。君は、なぜ人は生きているのかと哲学めいたことを考えながらも生きていく。

 君は私と初めて会った日のことを覚えているだろうか。きっと覚えていないだろう。少し寂しさを感じてしまうがきっとその方が君は忘れた日々を自分で記憶の奥底に閉じ込めた日々を思い出さないだろう。その記憶は君を深い悲しみを絶望を与えてしまうから。それでもその中に希望はあったけども、その希望だと今の君は感じることが知ることが理解することが出来ずに終わってしまう。それならこのままでいい。

 君が私の気持ちに向き合ってくれることはないだろう。それこそ天と地がひっくり返らない限りーー。



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