♪8.カヴァー・アルバムの、あれやこれやそれや
一般的な有名曲と、アーティストさんがカヴァーしたがる曲が、ちがったりします。
好きなんですよ、カヴァー曲。
CD買い集めてます。
でも、今回は、その魅力を語るのではなく。
その、カヴァーされた選曲の話です。
※ 例によって、いつのまにか脱線しますのでご安心を(?)
まず批判と否定をうけるのを、前提で。
私の認識を述べさせて、いただきます。
まず、カヴァーとトリビュートについて、ですが。
極端にいうと
カヴァー → 好きっス !or やってみた!
トリビュート → マジ、リスペクトっス!
みたいな、区別でいいと思います(よくねえよ)。
ようは、精神性ですね。
つまり、
☆ 広義のカヴァー
=狭義のカヴァー 十 トリビュート
だと、把握してます。あくまで、私は、です。
で、ここから、「カヴァー」と書いてあると、広義のものをさすと思って読んでいただけたら。
カヴァーをしている、アーティストさんへのインタビューや、本人からのライナーノーツなんかを読んで。また、その選曲を見てみると。
カヴァー/トリビュートの精神性の区別と、ちょっとずれたところに。
選曲となってあらわれた、アーティストさんやレコード会社さんの意図が、あるようなのです。
とくに、ひと組のアーティストさんが、ひと組、あるいは複数のアーティストさんをカヴァーするとき。その選曲は
① 有名曲をファンサービスとして or 商業的アピールとして
② 有名曲に限らず、おのれのルーツを提示するため
の、ふたパターンがあると。
そのアーティストさんとしては、新作アルバムや、ベストアルバムをきっかけに。過去の作品をもさかのぼって、聴いてもらいたいもので。
② のばあい。さらには、ご自分のルーツとなるものにまで、手をのばし。ご自分の作品への理解を深めるとともに、そのルーツたる作品にも、触れてもらいたい。
そんな想いを、語られているかたが少なくないのです。
私は、両方のタイプのカヴァー・アルバムが好きですね。
好きなアーティストさんは、過去作、ソロ、別バンド。買い漁っちゃいますし。カヴァーもとの曲も、手に入れますよ。
ここらで、ちょっと話が飛ぶんですが。
こちらのサイトでも、エッセイで。
ご自分の好きなものを語ってらっしゃる先生がたが、おられます。
音楽と違って、好きな作品をカヴァーするわけにもいかないので。ご自分のルーツや、嗜好を提示する、健全な方法だと思っております。
でもね、私はやらない——できないんです。
だって、ほかの先生の作品への感想さえ、まともに書けないのに。好き。良い。かっこいい。……そんなエッセイ描いて、誰が読む!(苦笑)
そして、ところで。
私も、拙いながら、物語のようなものを描かせていただいております。
けれども、私ったら、キャラクターを描くのが苦手で。どうしても、他の先生がたみたいな、魅力的なキャラクターを描けないんです(涙)
まあ、人間的な魅力的に欠けるひとに、魅力的なキャラクターはなかなか描けないと、誰かが言っておりましたし(0.3秒まえの私)。
せめて【キャラクターFILES】というものをつくって、プロフィールを作成することで。自分のなかに、彼らをより、鮮明にかたちづくろう、としております。
まあ、そこまではいいとして。
なぜかそこに「歌川 詩季」こと、私のファイルが(笑)
誰も尋ねてはいないのに、好きなものとか、リスト化して。
……いや、自己アピール欲とかではなく!
マイページの自己紹介にいろいろ載せてるかたも、おられますが。私としては、あちらはシンプルにしたくてですね。
んで、好きなものやら、ルーツやらを、カヴァーしてアルバムに録るかわりに。こちらにリストを載せてみた、というわけですが。
ここまでに述べたとおり、それは物描きとしては、健全な行為だと主張したいのです。
ひとりよがりではなく。
……だめですかね。
だったら、せめて、エッセイで描けるように努力しろ、と?
おっしゃるとおりです。
そとそも、こんな言いわけをするために、1500文字も、使ったのか! その手間をどうたら、こうたら……
はい、返すことばもございません(汗)
……
ええ、それは……
昔の日本のアニメの曲を、ギリシャのバンドとかが。アルバムのボーナス・トラックでカヴァーしてたりして、ビビります(笑)