♪6.運べ、台車!
恐竜好きです!
博物館、行きたい!!
荷物を運ぶとき、台車を使うことってありますよね。
重いものを運ぶのに、便利なんですけど。
荷物を置いて。台車だけ、持って帰ってくるときはいいんです。
でも、その荷物が、折り畳みコンテナや、番重に収納されていて。帰りは、空のそれらを台車に載せてくるとき、問題が生じることがあります。
台車のタイプが。
ちゃんと取っ手がついてて、かがまないでも押し引きできるものなら。台車だけだろうが、空のコンテナ・番重を載せていようが、関係ありません。行きと同じ姿勢で、帰りも台車を押し引きすればよいのです。
しかし、取っ手のない、平台車の場合は。
台車だけを運ぶなら。そもそも、押し引きせずに。抱えて、持ち上げて運べばいいでしょうし。
空のコンテナ・番重も。コンテナを折り畳んだり、番重を組み積んだり※してもなお。じゅうぶんな高さがあれば、かがまずに押して行けるでしょう。
※ 番重は。
中身があるときは、潰れないように。下の段のへりと、上の段の底が引っかかるように重ねて積み。
中身がないときは。番重の、前後の向きを交互にすると。引っかかりがなく、上下の段のへりどうしがくっつくように。深く重ねて、積むことができるものがあります。
すなわち、問題が生じるのは。
取っ手のない平台車で。空になって、折り畳まれたコンテナや、深く重ねられた番重が低く積まれて。かがまないと押すことができない、そんなときだということです。
嫌なんですよ、かがみながら、台車、押してくの。
かと言って、足で蹴ってくのも、御行儀悪いし。
そんなんだったら、いっそ台車を使わずに。
持ち上げて、運んじゃうこともあります。
ところがですね。
こんなとき、かがまずに台車を押して行ける方法、じつはあるんですよ。
けっこう、やってらっしゃるかた、いるんじゃないかな?
それは、いちばん上のコンテナ・番重を。下の段と重ねるのではなく、立ててしまうのです。
そして、下の段のへりにひっかけながら、立てたコンテナ・番重を取っ手のように持って、押して行くという方法。もちろん、立てたコンテナ・番重が、下の段のへりからはずれないように、注意は必要ですが。これなら、じゅうぶんな高さが確保でき。かがまずに、台車を押せるというものです。
さて、この運搬方式ですが。
これに、名前をつけたいと思います。
低く積まれたコンテナ・番重を。四つの車輪で運ぶ、車高の低い台車——這うように歩く、爬虫類の姿を思わせます。
そして、最上段の立てた一枚。
まるで、その背に張られた帆のようです。
ここまで言えば、わかるかたもいるでしょう。
「ディメトロドン」です!!
……わかります?
ネギトロ丼の仲間ではありません。
わかんなくて、興味あるかたは、調べてみてください。
私、かれらを恐竜だと思っていたんですが、そもそも、爬虫類ですらないようで!
むしろ、哺乳類に近いようです。
それはともかく。
もはや、生存する個体のないディメトロドン。
かれらを模して(べつに、模したわけではない)帆を立てた台車たちが、からから行き交う光景を見ると。
かつてのその勇姿が目に浮かぶようで、太古の浪漫に浸ってしまう、私がいるのでした。
生物としては、絶滅してしまったディメトロドンですが。台車の運搬方式として、現代によみがえったのです!
え? よくわかんない?
……どうせ帆なら。ヨットとか、もっとわかりやすい例えがあったんでしょうに。
ドキュメントとか、見ちゃいます。