♪58.おとなが読むもの
読みますか?
じぶんがこどものころを思い出してみてください。
あ、まだこどものかたは、そのままでいいですよ。
目のまえにおとながいます。
おとなは、なにか読んでいました。
新聞? ビジネス関係の新書?
いえ、あのサイズは雑誌です。
と、ここで。
あなたはどんな雑誌を思い浮かべましたか?
A4に近いサイズの、車などの趣味誌を浮かべたかたもいることでしょうが。
私は、B5(やその変型)の週刊誌を思い浮かべました。
「週刊○○」とか、そういうやつです。
なんか、えっちなグラビアついてたり、芸能人のゴシップが載ってたり。あれですよ、あれ。
おとなの読むものって、そんな週刊誌ってイメージがあったのですが。
私、現在、大人です。
週刊誌? 最近は買ってないですね。
私、アプリで見て、気に入ったらコミックス買うタイプなので。
え? ちがう?
そうなんですよ。私が読むとしても。
週刊誌は週刊誌でも「週刊少年○○」とか「週刊ヤング○○」といった、マンガ週刊誌なんです(月刊もあるけど)。
いわゆる週刊誌。
地元の球団が強くて、応援しまくってたときは野球関係の記事だけ読んでました。
いまは——あ、ニ誌だけ。連載してるマンガが好きで、コミックス買ってます(またマンガ!)。
趣味誌なら、某メタル雑誌を愛読していますが。
いや、でも最近のおとなって。
私たちの年代だけでもなくて、もっとうえの年代から。
いわゆる週刊誌を読んでるひと、少なくなったように思います。
理由はいくつか。
まず。昔と比べて、少年マンガを読む年齢層が広がったこと。パチンコの影響もおおきいですが、おとながマンガやアニメを日常的にみるのが、ふつうになっていること。
そして、ネット。
わざわざ週刊誌を買わなくても、ネットで検索すれば、そのテの記事は転がってます(いっそう、信憑性は怪しくなるかもしれませんが、汗)。
こうした風潮のなか。
おとなが読むもの = いわゆる習慣
というイメージは、もはや崩れてしまっているのかもしれません。
……まあ、あんまりかっこいいイメージではないので、嘆かわしいとは思いませんが。
さて。
私は、このマンガ読み終わったら、つぎはメタル雑誌読むとしましょうか。
いわゆる週刊誌好きなかた。
これからもご愛読なさって、ごひいきの週刊誌を応援してあげてください。
じぶんが読んでないものでも、休刊・廃刊のお知らせを見るのは、悲しいものです。





