♪38.「マンガ」とは呼べない
マンガ家になろう!
なにを血迷ったか。
さいきん「なろう」に、マンガを載せはじめている私。
ノベライズしたものや文章の、その元ネタとして、以前に描いたマンガは、挿絵的にあちこち載せてはいたのですが。
いや、違うのです。
小説投稿サイトに、マンガを載せようだなんて、場違いだとか。そういった意味ではないのですよ。
マンガを描いて、いろんなかたちで、ここに載っけておられる先生がた。ちょこちょこ拝見しております。
そのかたがたの活動のことを、そんなふうに思ったりはしておりません。むしろ、そういった複合的・多角的な展開は、描き手・読み手ともに楽しめるものでしょうし。実際、私は楽しんで読ませていただいております。
では、私はなにを「血迷った」のか?
じつは、私の描いているものは、ちゃんとしたマンガではなく。その前段階の「ネーム」(マンガの設計図みたいなものと、よく言われます)なんですよね。
背景もちゃんと描きませんし。定規なんかで、きちんと線を引くわけでもない。
さらっと描いて、内容とキャラ、台詞がわかればよし!
「マンガ」と呼ぶには、ここから作画担当のひとが、ちゃんとした用紙に、下描き→ペン入れ→仕上げを経て。それで、やっとというシロモノです。
そんな半端ものを、「マンガ」なんて名前で、ひとさまのまえに出すことには、いささか抵抗がありました。
あったんですが(信じて!)……でもねえ。
アプリで着色して。
載っけたら、それなりに読めるものになったのでは、なんて思ってしまったのです。
ぶっちゃけて言えば、動物キャラが可愛ければいい作品だからというのもあります(笑)
それでも、さすがに。
ちゃんと仕上げたものと、おなじ顔をするのは、はばかられますので。
私の描いたものは、マンガとして読めるネーム。
「ネームマンガ」を名乗らせてもらいます。
あくまで、ラフ。
仕上げまでする作画は、私の専門ではありませんし、それがいまの技量でできるとも思ってはおりません。
それを自身で、承知のうえで。
お見苦しいところも、あるとは思いますが。
「ネームマンガ」。これからも、こっそりと載っけさせていただければと思います。
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でも、じつは。
鉛筆描きのネーム→アプリで着色
ではなく。
アプリで一発描きの、マンガに手を出しはじめています。
背景を描かないとか、フリーハンドだったりとか、ラフな点は多々ありますが。ネームというより、それで完成品のようなものを描くようになってしました(汗)
謙虚さ(?)がいつまでつづくやら。
マンガ家。一度は憧れるものですよね。





