♪31.朗読アプリの二次活用
誤字ラが出たぞ!!
朗読アプリ。
他の先生から聞いて。
興味はあったのです。
ところが、私の検索のしかたが悪かったせいか。朗読用のファイルしか、読めなそうなアプリしかみつからず。
しばらく時がたちました。
ところが、きょう。
朗読用のファイルでなくても読んでくれるアプリが、存在することを確認しました。
ああ、これか。
さっそく、自分の詩を読んでもらうことにします。
ふふ、なんか、不思議なかんじ。
さすがに、漢字の読みや、語の句切れなど、私の意図とは違う読みかたをされることもありましたが。
このクオリティなら、じゅうぶん、内容が伝わりますし。
なにより、ひとに読んでもらうのは、新鮮なものです。
ちょっとにやにやしながら、聴いていたのですが……あれつ?!
そこ、アプリの読みまちがえじゃなくて。
私、誤字ってる?!
たまに誤字報告いただくこともありますし、自分でもチェックするんですが。
なかなか、撲滅はできません。
ところがですよ。
このアプリで朗読してもらうと。
あれ? と思うところが、何ヶ所か出てきます。
もちろん、さっき言ったとおり、アプリゆえの読みちがえはありますが。
あきらかに、私の誤字の部分がみつかるのです。
そのとき、私は思いました。
このアプリ、誤字発見に使えるじゃん!!
視覚をくぐりぬけた誤字を、聴覚で補足する。
なんとも、合理的ではありませんか!
ですが、このシステムには、致命的な罠があるのに、このとき、私は気づいていませんでした。——もう、おわかりですね?
せっかくだから、最後まで聴いてから修正しようとすると。
修正ケ所が複数あるとき、どこだったか、思い出せなくなってしまうのです。
もし、このアプリで誤字チェックしようというかたは。面倒でも、発見しだいこまめに修正することをおすすめします。
あと一ケ所、どこだったかな???
誤字ラは、また必ず現れる!!





