♪206.空を飛ぶ夢
起きても、覚えてました!
ひさびさに空を飛ぶ夢を見ました。
今回は、いつものように、飛ぼうとしても、まありうまく飛べない夢ではなく。けっこう、しっかり飛べる夢だったのです。
翼もなく、ひとのすがたのまま。
飛翔というよりは、浮遊でしたけれど。
夢のなかで、私は言いました。
「人間が翼をはやさないのは、もうすでに飛べるちからと方法を備えているからだ。
だったら、私たちは、いまのまま飛べるはずじゃないか」と。
そしてその夢では、かつてないほどに、私はうまく飛べたのです。それこそ、水を泳ぐくらいの難しさ/手軽さで。
いままでの夢で、うまく飛べなかったこと。
今回の夢で、うまく飛べたこと。
理由はおそらく。
いままで、やってみたくても、うまくできなかったものが。このところいくつか、できるようになったからでしょう。
最近はまっている、カードゲーム(つくるほう)。
自由詩や歌詞、エッセイは日常的に描けるようになりましたし、童話や小説もちょこちょこ描けます。
イラストや、ちょっとさぼりがちですがマンガだって、へたっぴなりに、思い描いたものと近いものが描けるのです。
全能感や万能感ほどではありませんが、そういった「できる」感覚が、私を夢のなかで飛ばせてくれたのでしょうね。
まあ、できあがった拙い作品に似合いの、優雅とは呼ばない飛びかたでしたが。
それでも描けた。
それでも飛べた。
私たちは、私たちの「翼」をすでに持っていて、それをひらくことはできるのだ。
そんなふうに、起き抜けの頭で考えました。
目が覚めても、ちゃんと覚えていて、よかったなぁ。
次はもっと、うまく飛ぶ!