♪197.退屈になることがない
退屈ってなんだっけ?
こどものころは、あったんです。
手に入るものにかぎりがあって。
マンガやアニメ/特撮も、いま楽しめるものは、何度も繰り返して楽しんだものばかり。週刊少年マンガ誌は、今週のを幾度と読み返しました。はやく来週のぶんが読みたい! はやく週明けになぁれ(笑)
そして、時間はあっても、やれることにもかぎりがあって。
「退屈」な時間を過ごすことも少なくなかったものでした。
でも、おとなになった、いまはちがいます。
手に入るものに、かぎりがないわけではありませんが。
マンガやアニメ/特撮に、映画/ドラマと小説も、購入/ネット鑑賞で、一生困らない量に触れることが容易です。
つぎのエピソードが待ちきれないこともあっても、ほかにも読む/鑑るものはたくさんあるので、時間がはやく過ぎてほしいとは思いません。
その場、そのときにできることがなくて、時間をもてあますことはなくもありませんが。
スマホがあれば、時間を潰すどころか。「なろう」の執筆や読み/交流をふくめ、ここぞとばかりに、やりたいことへ隙間時間に手を出すことができます。
私は、もうずいぶん「退屈」した記憶がないんですよね。
やる気がおきなくて、だらだらと時間を浪費することはありますが。
やることも、やれることも、面白いこともたくさんあって、時間はむしろ足りない。退屈してる暇なんてないんです。
これって、幸せなことですね。
あるいは、時間が足りないという不幸と表裏一体かも?
100年よぶんにくれても、退屈するどころか、足りないと思う。