表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
110/250

♪110.水風船に想う

 違和感。

 古新聞は古いのか新しいのかわかりません。

 お菓子のビッグサイズの粒をミニパック包装で、とか。


 ああ、なんてややこしい!!


 最近、気になるのは「水風船」です。


 船を水に浮かべても、それは本来のすがたなので、「水船」とは呼びません。

 ですが、「船」のあたまに「風」をつけて「風船」にしてしまうと、べつのものになってしまうため。

 風船の中に、空気のかわりに水を詰めて、ときに水のうえに浮かせてやり。「船」の本来の居場所である「水」へと戻してやっても、「風」の文字を外すことはもうかなわず。


「水」「風」「船」となってしまうのです。


 水→風→水


で、もとの居場所にもどってきたところで、もとの「船」とは呼ばれない。


 風船が、もとの船のすがたをとり戻したくて、水へと帰ってきたとしても、その願いは叶わなかったのですね。


 そして、我々もそんな水風船を見ると。

 里帰りしてきたけど、かつてとは別人になってしまっていた幼馴染みのような寂しさをおぼえることでしょう。


 ……おぼえるかなあ?

 生焼売(シュウマイ)とかね!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
f5ioijtfgyibj1b45ww17btab1jv_32d_dw_6y_1xi0.png
制作:冬野ほたる先生
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ