♪1.レビューって難しい
感想や、レビュー。書きたいんですけど。
「小説家になろう」では。他の作者先生の作品に、感想や、レビューを書くことができます。
ここには、たくさんの素晴らしい作品があって。当然、お気に入りもたくさん。
だったら、感想やレビューをいっぱい書きたいところ……なんですが。
私は、これが苦手で。
まず、ネタバレに気をつけなくちゃいけませんよね。
どこまで、内容に触れてもいいものか?
そこで、挫けてしまうのです。
まあ、感想なら。他の読者さまの感じたことやら、その解釈やらを知りたくて。本編を読まれたあとに、開 くものだと割り切れるんですが。
それはそれで、昨夜みたアニメについて語る、小学生レベルの内容しか思いつかない。
好きなキャラクターと、好きなシーン、好きなセリフ。
小学生から、変わらないどころか、悪化しているとさえ言えます。……でも、数少ない友達と、好きな作品について語るときなんて、こんなものなんですもの。
いや、べつにそれを書いてはいけないとは、思いませんけれど。
他のみなさまの感想のように、ちゃんと好きな理由や、思い入れを語れればいいのですが。——理由? だって、好きなんだもん。
そこで思考停止して、私は感想を書くのを9割がた諦めました。
うん、じゃあレビューだ。
レビューは、感想とちがって、むしろ読んだことのないかたに。ぜひ、読んでみてとオススメするものですよね。
だったら、ネタバレはまずいけど。あらすじで、触れている部分までなら、かまわないかな。
じゃあ、さっそく書いてみることにしました。
☆ レビューを読んで。本編を読みたい、と思ってもらえるものを書く
そうですね、まずはほかのかたが書いたレビューを、参考にするとしましょう。うん、しました。
そして、また挫折です。
みなさん、ネタバレせずに。あらすじと、ご自分のオススメであるポイントをおさえて。見事なレビューを、書かれているじゃありませんか!
そりゃそうですよね。
感想を書かれているかただって、作品を描かれている先生も多いでしょう。読み専のかただって、こうやって、小説やエッセイを、読み込んでらっしゃるんですし。
そんな、読み描きを、日常的にされてるかたがたの文書力に、張りあおうというのが、そもそものまちがいで。
私がそんなの書いたって——だったら作者先生の書かれた、あらすじを読んでいただいたほうが、よっぽどってなもんです。
あぁ、レビューもダメかな、と。
でも、だけどです。
こうして、こそこそと駄文を綴っている私にさえ、感想やレビューをくださるかたが、おられまして。
とても有難い、ならば、その恩返しになるかはわかりませんが。せめて、私も、心をうたれた作品を応援したい。
そんなおり、邪道とも言える、レビューの書きかたを思いつきました。
★ レビューを読んで。こんなもの書かせるなんて、どんな本編なのか? 気になるから読んでみよう、と思ってもらえるものを書く
まっとうに書いたら。ほかのかたが書かれたレビューの、邪魔にさえなりかねないなら。
まっとうな書きかたを、すっぱり諦めて。
切り口を変えて、誘い文句をこねくりまわす。
あぁ、これだ! なんとか、書ける! ていうより、こんなのしか書けないや!
かくして、お気に入りの作品に。珍妙なレビューを残すことを、活動のひとつとするようになりました。
とはいえ、作者先生ご自身の書かれたあらすじに、とうていおよぶものではありませんが。
それでも、先生がたはみなさまご寛大で。
嫌な顔ひとつせず、拙いレビューをうけとってくださいます(顔、見えないですけど)。把握しているかぎりでは、ミュートもブロックもされておりません(笑)
それに勇気をいただいて。これからも、珍妙なレビューを、書きこませていただきたいと思います。
いや、むしろ珍妙なレビューになるように、がんばります!
作品を投稿されている先生がた。
あなたの素敵な作品に、レビューを書きこませていただくときがありましたら、どうか、おおらかな目で、みてやってください。
私なりに。
あくまで私なりにですが、真面目に書かせていただきますので。
けっして、いたずらではありません。
スパムでもないですよ。
さらっと、書けばいいのかもしれませんが。
それも、苦手な人間もいるのです。