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何度か電話したんだけど ・ ・ ・

http://reviews.bookstudio.com/author/10794/10685/5.htm

2008年06月19日(Thu) 22時21分に投稿

 春花さん、今日は残念。声が聞けなくて。仕事が忙しいんだろうなぁ。それはそうだろうなぁ。一般ピーポーが昼日中からする事もなくてあっちの公園こっちの公園と荷物を背負って歩くわけがないもんなぁ。

 マトモになるか!

 やっぱり樸も頑張って次の仕事をさがすよ。どんなのがあるかは知らないけど。小説は書きたいけど、働きながらでもできないことじゃないし、まずは住むところぐらいカクホしなきゃな。シュウゾウの顔もそろそろ見飽きたころだ。おやじにワビを入れて力になってもらうか。

 でもこんな気になったのは守護天女のアドバイスがあったお陰だと思っている。天女様に出会わなかったら、本当に中仙道を京都へ上ってみようかと考えていたのだから。宿場から宿場へ原稿を書きためながら、昔の文人よろしく放浪生活というのも芸の肥やしになるまいものでもないと。赤いマウンテンバイクをお返ししちゃったのではそれも難しくなったわけだ。

 盗難の用心に99で求めた青色のチェーンを巻いておいたあげた。小さく番号を書き添えて。

 今日はタダブロに入れるでっかい公園へ行って、ひとっぷろ浴びてからベンチに掛けて春花さんにもらった青い本を再読した。といっても、読むのがノロマな樸だから半分ぐらい。六十五ページまで。小説家になろうというのに、読むのも書くのも遅い。一日図書館にいて原稿用紙二枚がやっとだ。デビューした日のことが思いやられるよ。連載を何本も抱えて、日に二枚でやっていけるかな。

 それはそうと、久保田早紀の顔は久しぶりに見たね。とっくに引退したんだろうと思っていた。何年前かな。三十年近くかな。流行ったねえ、子供たちがというのは。樸もザ・ベストテンをよく見たよ。確か何週間か続けて一位になってたっけ。春花さんは知らないだろうな、あの歌もザ・ベストテンも。TBUSの看板番組。黒柳徹子と久米宏が司会をやっててさ。黒柳徹子は当時タマネギオバサンと呼ばれていたんだ。分っかるかな、分っかんねえだろうなあ。樸も今の歌、ヒライだとかヒラハラだとか、全然分からない。

 分からないと言えば、正直な話、本の内容も今ひとつ・・・どころか三つも四つもかな、天女様には申し訳ないけれど。銀行の会長だとか売り上げ$何百万コーポレーションのCEOだとか、人生の成功談を聞かされたって、だから何なのさ。と言いたくなる。そういう超A級の凄い人達と、B級もスレスレのアラキムネヒトとじゃ、同日に論ずるも笑止なりだ。いっそB級人間の失敗談を載せてほしかった。どうだっていいけど、ヒルマンはいつだったか張本にカツをくらっていたよ。(張本って知ってる?プロ野球史上ただ一人3000本安打を打っている凄い人。日曜日の朝に出ている。広島でアメリカの為に家族がひどい目にあったけど、そこから偉大な記録を打ち立てるまでになった。泣かせるねえ。樸的には何とかコーポレーションのCEOよりは、張本とか王貞治の方がずっと偉い。)

 また明日電話するネ。早寝早起きの癖をつけておかないと。Sweet dreams. Boknengine080619

http://reviews.bookstudio.com/author2.php?id=10794

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