詩人の一分
喰らうことが多すぎて。
忠さなんてこの世に理解されない。
事実。
僕は、ひとりじゃない。雨が降る城下町に詩人の一分。
どうしようもなく辛い。
感激できないのに感動してしまう。
奈穂子に贈った詩集。誕生日おめでとう。
僕の近くに常にいる存在、奈穂子。君の頬が、君の唇が。
愛とか、難しいね。難問に二人で涙したね。
苦楽。
雨に傘があるように。僕らは生きてきたのかもしれないね。
誰にも似てないスタイル。
奈穂子の瞳。皆が言う、奈穂子の哀しい瞳。
今日は、僕。
奈穂子の存在に謳うよ。僕は詩人の一分。
黄昏タラ、
ユウヤケ、コヤケ。ホームには、変幻自在の文字が大きく。
おめでとう。
奈穂子の優しさに詩人の一分。
僕は詩人の一分。
奈穂子に出会った時から。