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とある夏の空想  作者: Caramel
3章
30/34

3.4

翌日、朝。

最早日課となった死体を見ながら大学へ向かう。


今日は駅前通り沿いのビルから降ってきた。

気付いた時には目の前に少しだけ潰れた死体が転がっていた。

ぐちゃりと潰れた断面からどっと血が溢れてくる。

僕はそれを避け、再び大学へと歩き始めた。


しかしこの前にも同じ死に方をしていたな……殺害方法のネタが尽きてきたんだろうな。まあ毎日死んでいればそうなるだろう。

とまあ下らない事を考えていると、大学の正門に着いた。



「おはよう、村上君」

後ろから急に声を掛けられる。誰かと思って振り向くと昴だった。この時間に会うとは珍しい。

「こんな時間からごめんね、昨日の事についてもう一度お礼を言いたかったの」

昨日も言ってもらったから十分さ……そこまで気にしなくて欲しくない。

「ありがとう、村上君。でさ、今日は最初の講義が同じだったよね。一緒に行かない?」

別にいいが、もしかして誘うためにわざわざお礼を言いに来た訳ではないよな……まさかね。

「べ、別にそんな訳じゃないよ、村上君。」

……なぜそんなに焦っているんだ?

「いいからさっさと行こう!」

そう言うと、彼女は僕の手を引っ張った。


少しばかり痛いが恥ずかしさがそれを覆い隠す。

……ラブコメでもあるまいし、なんで公開処刑されないといけないのだろうか。

そんな事を思いつつ、僕は彼女に連れられて講義室へと向かった。



講義室に入ると、案の定多くの人に注目された。

だから嫌だったんだ。

さらに不運な事にこの講義は遼太郎も一緒だ。

……物凄く恨みの籠った視線を感じるのだが、気のせいだと信じたい。


といった感じで、この日は珍しく朝から大変だったのだ。


ラブコメ展開、始めました。

感想、批評お待ちしています。

また同時連載中の「見習い技師ミリアの英雄譚」もぜひ読んでみてください。

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