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とある夏の空想  作者: Caramel
2章
3/34

2.1

ようやく本編

の割には話が始まらない。

翌日、火曜日。


今日は朝一番から講義がない。


いつもより少しだけ軽やかな足取りで大学へ向かう。


大学へは家から電車で一駅行ったところで乗り換えて五駅ほどの所にある。


いつものように家を出て駅へ向かう。とそこで何か違和感がする。


がしかし不思議に思いつつも気のせいだろうと、僕は気に留めなかった。



「大学前~、大学前~」


車掌のアナウンスで目を覚ます。どうも僕は電車で寝てしまう体質のようだ。


いや僕が悪いのではない、あの独特のリズムが僕を睡眠へと誘うのだ、と心の中で責任を押し付けつつ、駅から歩きだす。


いつも通りの駅前通り。歩行者用信号が青になり、僕は横断を始める。

ふと前の女性が何かを指さし叫んでいる。


何を叫んでいるのだろう、面白いな。


まあそんなことはどうでもいい。早く大学へ行こう。


そう思い一歩踏み出した。



いや、一歩踏み出そうとしたのだ。


でも何故か前に進まない。むしろ横に進んでいる気がする。


可笑しなものだ、と思った僕の意識はそこで途絶えた。








翌日、火曜日。


今日は朝一番から講義がない。


いつもより少しだけ軽やかな足取りで大学へ向かう。


大学へは家から電車で一駅行ったところで乗り換えて五駅ほどの所にある。


いつものように家を出て駅へ向かう。いつも通りの風景だ。



「大学前~、大学前~」


車掌のアナウンスで目を覚ます。どうも僕は電車で寝てしまう体質のようだ。


いや僕が悪いのではない、あの独特のリズムが僕を睡眠へと誘うのだ、と心の中で責任を押し付けつつ、駅から歩きだす。


いつも通りの駅前通り。歩行者用信号が青になり、僕は横断を始める。


ふと横からトラックが走ってくるのを見た。


これは拙い、と思うよりも先に体が動く。


間一髪の所で避けることが出来た。これでも一応元テニス部だ。そこそこなら体力に自信がある。


そう思いつつ再び渡ろうとした僕の視界に入ったのは。




赤いナニかの塊と夥しい程に広がるピンク色だった。


短い(´・ω・`)

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