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とある夏の空想  作者: Caramel
2章
21/34

2.19

ふと目が覚める。

どうやらいつの間にか眠ってしまったようだ。

時計は午後七時前を指している。

窓からは赤い光が射している。


……寝過ぎてしまった。

急いで晩飯の用意をしなければ。

適当に冷蔵庫を漁る。

まともなものが無い。

仕方なく常備しているカップ麺を作る。


あっという間に出来上がったカップ麺を啜りつつ、テレビを見る。

つまらない訳ではないがさほど面白くはない番組を垂れ流しつつ、ただ啜る。

いつもの週末。

変わらない日常。

これだけで少し幸せに感じる。


食べ終わったカップ麺の容器を捨て、おもむろに煙草に火をつける。

吸い始めたのはつい最近だ。

先からふわりと浮かんでは消えていく紫煙がふと好きになり吸い始めた。

部屋にヤニ臭い香りが立ち込める。

ぼーっと煙を眺めながらまた今日の散歩を思い出す。

彼女と会ったこと、それに違和感。

なんとなく考えながらも、考えていない。

そんな時を過ごす。

怠惰な日常。

愛すべき日常。

ああ、この日常を失いたくない。


ふと気が付くと火が消えていた。

伸びきって今にも落ちそうな灰。

あわてて灰皿に落とす。


特にすることが無い。

眠い訳ではないがもう寝ようか。

僕はベッドに入った。


深夜に書くと文調がブレブレになってしまう・・・

1000pv超えました。

感想、批評お待ちしています。

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