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とある夏の空想  作者: Caramel
2章
16/34

2.14

金曜日、朝。

いつものように大学へ向かう。

明日からは休日である。どうしても金曜日は少しばかり胸が躍る。


そんな気分はソレが視界に入った瞬間消え失せた。

いつもの道沿いの小さな児童公園。

黄色のブランコに一本のロープでぶら下がるそれは。

まぎれもなく、女性の死体だった。


今日はやけに刺激的じゃないな。

それが僕の第一印象だった。

最早僕の感覚は完全に狂っていた。

たった一週間死体を見続けただけで。


ああ、なんと恐ろしい事だろう。

僕が僕でなくなっていく。

ただ怖い。

この人間が僕になるのが怖い。


・・・こんな人間を僕とは認めたくない。



ただ、僕は大学へ向かう。

ただ、憂鬱な気分で。


ああ、足が重い。

ああ、やけに心が痛い。

ああ。

ただ、ただ。

辛い。


忙しくて短いです。すみません。

感想、批評お待ちしています。

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