〇〇大地に立つ!
さらに三ヶ月くらい
生後5ヶ月児ってところですかね
たっちゃいましたよ
それは見事におったちましたよ
まだよちより歩きのため、行動範囲は、それほど広がっていない
逆にリンランのどちらかが、比較的付きっ切りになることが増えた
家に書斎があるといいけど
あっその前に文字読めるようにならないと
課題はつきない
体が少し出来上がったためか体力や力といった値もやや上昇した
そんな日々の中、屋敷がにわかにざわついているようだ
リンの話によると数日中にパパンが帰宅するらしい
そんで数日後
バン!と勢いよく扉が開かれる
「おぉーユウスケ!会いたっかったぞー」
そこには鎧姿のひげもじゃのお兄さんがいた
お兄さんは俺を抱き上げると頬擦りしはじめた
「旦那様、まずはお着替えを」
セバが着替えを持って入室してくる
「おおそうだな、ユウスケパパ着替えてくるから少しまってるんだぞ」
どうやらあればパパンのようだ
ひげもじゃでもイケメンとか反則やん
一時間ほどたっただろうか
旅人の服といった感じの煌びやかではないにしても
いい仕立ての服装に着替え
風呂に入ったのだろう、ひげを剃り先ほどまで汗臭かった体臭も消え
清潔感漂う好青年がそこにいた
ふむふむイケメンパパンである
再度俺を抱き上げると頬擦りしてくる
パパンはこれがお気に入りのようだ
「だー」
と挨拶してみる
「俺がパパだとわかるのか!愛いやつ愛いやつ」
殿様かよ・・・
「あなた、ユウスケもあきれてますよ」
「そういうな、親子の初対面なんだぞ」
「半年以上も家をあけるあなたがわるいんです!」
ママンも怒っているようだか声は少しうれしそうである
「フィーリアもー」
パパンは俺を左手に抱えながら右手に姉を抱え上げる
何気に姉の声を始めて聞いたかも
「フィーリアはまだまだ甘えん坊さんだな」
「パパはいつまでお家にいるの?」
「そうだな、しばらくは家にいると思うぞ」
「だー」
「ユウスケもうれしそうね」
「そうかそうか」
なんというか家族団欒ですね
ここは少しサービスしておきますか
「ぱぱー?」
「おおパパだぞーわかるのかー?」
「ママは!?マーマー」
「ままー?」
「あらー発育が早いとは思っていたけど、これは将来が楽しみねー」
「フィーもフィーも」
「ふぃー?」
「わたしがあなたのおねえさんよ!」
「昨日までユウの顔みるだけだったのに急にお姉さんになっちゃったわね」
パパンもママンも姉さんもうれしそうにしていると
なんだか俺もうれしくなるね
「きゃっきゃっきゃっきゃ」
パパンに抱きかえられて初めて部屋から出ることができた
屋敷かとおもったけど、これ城だよお城
謁見の間、みたいなところもあり
書斎、執務室、図書室、調理場、中庭?運動場レベルに広いサッカー場二面以上は軽くある
俺の部屋は代々の世継専用の棟らしくママンや姉、義兄や義母は別棟に部屋があるらしい
俺の部屋の左隣が図書室、右隣が空室で
パパンがこの部屋に住んでいたとき空室はトレーニングルームのような使い方をしていたらしい
図書室が近いのはありがたい
どうやら代々当家の男子は勉学より運動の方が得意のようで
小さいころから本に親しみを持てるようにと隣室が図書室にしているらしい
パパンが教えてくれた
というか一方的に語ってた
あとわかったことは隣国との小競り合いのせいでパパンも出兵していたらしい
俺もそのうち戦争にいかないといけないのだろうか
う~ん、その前に対策をしておこう
っていっても10年以上先の話だろうけどね
パパンにつれられて城の中をうろうろしていると結構な人数の執事やメイドがいた
みな整った顔で調理場のおばちゃんですら美形ってのはどうなんだろうね(汗)




