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嫌われ勇者と好かれ村民と俺魔王  作者: 鈴村興覇
第1章~視点が切り替わる!?不思議な異世界~
1/1

勇村魔の目覚め

初めまして。くだらない小説(ラノベかもw)を書かせていただきます。鈴村興覇です。 

僕が書く作品には重度の中二病、いきなりのストーリー展開など、作者にしかわからない世界が切り開かれることがありますw

僕の勝手な動きについてきていただけるんでしたら、読んでいただきたいと思います。 これから頑張っていきます><

・・・・・・・・・・・・・・・・

『おい、起きろ、村民24』

?俺は不思議に思い、閉じていたまぶたをゆっくりと開けた。すると、そこには・・・

見知らぬおっさんが俺の顔を覗き込んでいた

「ッ!どぅわぁぁ!!」

『ハッハ、元気がいいなお前は!さて、プレイヤーのために今日も畑を耕作するか!』

「は?プレイヤー?耕作?意味が分からん・・・」

『何を言ってるんだお前は?俺たちはこのゲームのプレイヤーのために耕作をして【知識】を手に入れるんだぞ!』

「・・・あのー、あなた、頭大丈夫ですか?」

・・・そういえば、俺は、昨日RPGゲームをやっていてつい携帯ゲーム機に顔面を押し付けて寝てしまった(気がする)が・・・ これは、夢なのか? いや、俗にいう異世界へワープ?そんなことがあるわけない・・・そんなことが・・・・ん?意識が、うすれてく・・・・?


・・・・・・・・・・ハッ!

気が付くと、俺は普段のベッドの上に寝ていた。

「や、やっぱり夢だよな・・・!?」

しかし、何かがおかしい。体が重い。風邪でも引いたか?と思いながら、ふと体を見ると・・・


「鎖帷子 守備力:55」

・・・・・・は? これは、俺が昨日やっていたゲームの装備だ・・・ってことは、まさか、武器も・・・!

な!? 武器持っていなかったとはいえ、マイナスはないだろうマイナスは!

しかし、この装備からすると、俺は今勇者なのか・・・? だとすれば、魔王討伐で終わるんだな、この異世界は・・・ フッ、ゲームカセットと同時に攻略本を買った俺に敵はない・・・!  

・・・・・・あれ?意識が、また遠くなっていく・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・ハッ!

<魔王様、やっとお目覚めになりましたか!>

周囲から歓声が聞こえる。   え?魔王様??

<さぁ、これで思う存分世界を荒らし、勇者を再び封印できますね!>

まさか、今度は俺は魔王なのか!?  ってことは、魔王(俺)で世界を滅ぼし、勇者と村民(俺と俺)で世界を救えってのか!?冗談じゃない、どれか一人でも自分が死ぬなんて嫌だ!! となると、次は俺は何になるんだ・・・?

<そういえば、魔王様のお名前はなんでしたっけ?>

ふむ。これはゲーム内でいう主人公の名前決めだな。上等だ。元中二病の血が騒ぐぜ!

「ウォッフォン。ワシはエターナル...」

<魔王様はカラスッピーでしたよね!!!!>

<そうだ、カラスッピー様だ!> <カラスッピー様万歳!!!!カラスッピー様万歳!!!!>

「えっ、ちょっちが...」

こいつら、聞く様子もない。くそっ、あの部下あとで殺してやる・・・

<ところで、魔王様、まずどの町、村から攻めるのですか?>

「ん?あ、あぁ...とりあえず、このファゼットってとこを攻めようか。」

<かしこまりました。では、部下の魔物や盗賊、山賊を向かわせます!>

[おう。」

RPGでは魔王を倒すのもスカッとするが、魔王を操るのもいいものだな~・・・ん、意識が・・・


・・・・・・・・バチン!!!!

「痛い!キャラクターの変わり方にも程が・・・って、さっきのおっさん!?」

『大変なんだぞ村民24!このファゼット村に賊や魔物が襲ってきたんだ!!』

・・・え、ここってファゼット村なの・・・!? 


ってことは、俺は魔王と勇者と村民でいくってのか。上等だ、この異世界、制覇してやる!

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