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活火山ランボルへ

ルイスに別室に案内され、

辿り着いた部屋は大司教の執務室と礼拝堂。


「ここは私の部屋よ。入って。」


ルイスは俺を部屋に通し、

そのままルイスはヘラの像に祈り捧げると

ヘラの像が輝きだし、

そのまま俺とルイスの意識を

ヘラの神殿に飛ばされた。


「ハル!1週間振りね?

ちゃんとサモス教会に来れたのね?」

ヘラは笑いながら俺に言い、

俺の隣で跪いてるルイスにこう告げる。


「ルイス、良くハルをここへ

案内してくれました。

託した物はハルに渡してくれましたか?」


「ヘラ様に報告が先かと思い、

まだ渡せてはいないのですが、

手渡す準備は抜かりなく終えております。」


ヘラはルイスの頭を撫で、

フッと微笑んだ。

そして俺に視線を移し

この1週間の出来事を言われた。


「ハル、私もあの人も神界からあなたを見て、

出生のこと何度か聞かれてたわね?

あの人とも話し合ったんだけど、

言っても問題ないと、

あなたが判断した相手になら話しても良い。」


「えっ!良いの?ヘラ姉さん?

神界に影響が出るかもしれないからって、

あんなに口酸っぱく言ってたのに?」


「あなたが生きずらくなるのは、

私もあの人も本意ではないしね、、

それに出生や育った過去を話せないと、

中々友達も作りづらいでしょうし。

私やあの人が懇意にしてる神々にも

了承してもらってるから心配しなくて大丈夫よ。」


ヘラやゼウスじいちゃんの許可、

それにほかの神々まで、、

俺は嬉しくなり、ヘラ姉さんに抱きついた。


「ヘラ姉さん、ありがとう。

俺頑張ってみるよ。」


ヘラも抱き返し、

本当の母親のように微笑んで。

俺とルイスの意識は元のルイスの部屋に戻された。


「良かったわね?色々許可が出たみたいで。」


「はい、これで話せなかったこと。

全て話せると思います。」

俺は改めてルイスに向き直り、

「ルイスさん、

入学までの間色々お世話になります。」


「えぇ、それが私の役目だから。

心配しないで任せて。」

そうルイスは笑い、その日は別れた。


俺はサモス教会を出た後、

ギルドへやって来た。


依頼の貼られてるボードには、

人が多かったので直接受付へ向かった。


「おはようございます。キリアさん。

何か依頼受けれませんか?」


後ろを向いてたキリアが俺に気がつき

ニッと笑う。


「おはよう、ハル。

お前にピッタリな依頼があるから待ってろ」


そう言ってファイルから取り出し俺に見せる。


「火竜サラマンダーの討伐依頼だ、

難易度はS級だがやるか?」


「受けてもいいですけど、

俺は昨日登録したばかりのD級ですよ?

そもそも受けれないんじゃないですか?」


「そこは心配いらない、

私はここのギルドの副マスターでもあるからな

強引に受理もできるから大丈夫だ。」


キリアがとんでもない奴だと思いながら

とりあえず依頼は受けることに。


「それとな、ハル?

もしこのサラマンダーを討伐出来たら、

私の権限でA級に推薦するから、気張ってけよ。」


キリアから激励され、

依頼内容とサラマンダーの出現場所を記憶し、

俺はギルドを後にした。


ギルドを出た俺は1度宿の部屋に戻り、

サラマンダーを討伐する準備をし

必要な物を亜空間に収納していく。


よし、、こんなもんかな?


そう思いさっそくサラマンダー討伐に向かう。

宿を出る前にシルに

今日はギルドの依頼で遅くなると告げ

俺はサラマンダー討伐の為に

学園都市の南西にある

活火山ランボルに向かった。


目的地までは徒歩で5日だが、

俺は飛翔し一気に飛んで行った。

そうして2時間で着いた活火山ランボルは、

異様な光景だった、

溶岩や噴煙が当たり前と聞いていたが、

溶岩も冷え切って固まり、

噴煙も見る影もない。


これはこれで探査しやすいが、、

サラマンダーのせいとは考えずらい。


俺は火口への入口を見つけ空から降りる。

そして神威で自信を保護し中へ入る。


ここがランボルなのか?

事前情報と全然違う、、


そうして奥へ行くと、

サラマンダーが居た。


羽こそ無いが見た目はドラゴンだ

身体は全身赤い鱗で覆われ、

口から炎が漏れている


俺は星屑の剣を抜き、

とりあえず様子を見てると

サラマンダーが何かに怯えてる事に気がついた。


俺はサラマンダーの視線を追うと

さらに火口下を見ている


この下に一体何が居るんだ?


そう思いサラマンダーを後にして、

さらに深くランボルの中を進む。


しかし思う。

活火山なのにどうしてこんなに

寒いんだ?


そうしてマグマ溜りがある位置まで来たが、

全て固まっており、

場所によっては霜が降りている。


「活火山と言うより氷山だな。」


マグマ溜りだった場所の中央まで歩くと

低い唸り声が聞こえた、


グルルル、、、!


俺は星屑の剣を抜き、

声の主を確認すると、

そこに居たのは氷の大精霊コキュートスだった。

白いトラのような、

鋭利な二本の長いキバが特徴だ。

そんなコキュートスだが、

酷く弱っている。


「どうして大精霊コキュートスが?

お前言葉はわかるか?」

俺はコキュートスに話しかける。


グルルル!!


コキュートスは殺気と冷気を俺に向ける。

会話をしようとは思わないらしい。


「俺は敵じゃない!」

そう言って剣を納めて両手を上げる。


コキュートスは俺に向かって、

大氷柱を大量に打ち出していく。


「ダメか、、」

そう言って神威で結界を張り防いでく。


俺は神眼を使い、

何がコキュートスを苦しめてるのか

駆け回りながら観察する。


そうして攻撃を躱し、防ぎながら観察すると

コキュートスの中に黒いモヤの様な物があった。


あれか!でも中にある物をどう切れば、、


そう思ってる間にコキュートスが

絶対零度のブレス体制に入る。


俺は神威で自身の体制や体力、精神力

神力に至るまで50倍まで引き上げる。

そして星屑の剣を抜き剣身にも神威を纏わせる。


一か八かだ、、!


コキュートスがブレスを放った瞬間


剣神グラディウス流剣技

朧月!


俺の前がぐにゃりと歪み

ブレスがそこに直撃するが、

当たった先にはもう俺は居ない。

コキュートスの眼前に再び俺は現れ

そのまま三日月を描くように切る。


ぐぁぁー!!


俺の技を受け、

コキュートスの暴走はとりあえず片付いた。

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